1シーズンで約3000尾のタチウオを釣り上げた「名手のエサの仕込み方」を公開!

寄稿:瀧本 直

瀧本 直(Tadashi Takimoto) プロフィール

大阪湾タチウオKINGバトル2022ファイナリスト。テンヤタチウオでは1シーズンで約3000尾以上釣り上げる、実力派アングラー。

2022シーズンは3000尾以上のタチウオを釣り、そのうち2980尾はサンマで釣り上げました

そのサンマは自分なりに仕込んだモノ。今回はその仕込み方を紹介します。

使っているサンマや漬け込みアイテムについて

私自身、タチウオ釣りにおいて、エサの重要性はかなりのウエイトを占めると思っています。

サンマの大きさにもコダワっており、魚市場で良型のサンマを10kg単位で揃えています。一般のスーパーで売られているモノも使うことがあるので、魚市場のサンマでないといけないワケではありません。

このサンマを塩や集魚材で漬け込んでいきます。主に使っているのが、マルキユーの「塩えび粉」、「塩にんにく」、「旨〆ソルト」、「アミノ酸α大漁ボトル」、「ウマミパワー エビ(現在はボトルタイプで展開)」。

エビ系の集魚材が多いのは、大阪湾の洲本沖でタチウオを釣った時、アミエビを吐くことが多かったので、それをヒントにしています。

ブレンドは、その時その状況に合わせて変えています! 例えば、サバフグが多かった時期には、ニンニクを控えめにして、塩を多めにすることで、ニオイを抑えつつ、エサ持ちをよくしたり。神戸沖ではニンニクが効きにくいので、控えめにしたりと工夫しています。

漬け込み方

先ほど紹介したアイテムを混ぜて、捌いたサンマにまぶしていきます。

まぶしたものはタッパーへ。

漬け込む時間は、冷蔵庫で1日、その後は冷凍庫に入れて保存します。

漬け込んだ際に出た水分は捨てない!

私のコダワリポイントで、漬け込んだ際に魚から出た水分は、捨てずにそのままにしています! 捨てる方が多いと思いますが、私としては、このエキスにこそ魚本来の旨味が詰まっていると思っています。

身の締まりが悪くなりそうですが、実際はそんなことはありませんよ! しっかり締まってくれています。

これで完成です! あとは釣行の前日に、冷蔵庫に入れておけば自然に解凍されるので持って行くだけ。

この仕込み方は、同じ船に乗っていた爆釣している釣り人に聞いたり、釣り場での発見がヒントになっています!

ぜひ、皆さんも試してみてください。

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