シマノの人気ドロッパー「セフィア スイスイドロッパー フラッシュブースト」、既に使っている人も多いのではないでしょうか。
特長を簡単におさらいすると、大きく3点。
①水平姿勢
潮に馴染みやすい浮力設定で、早い潮流の中でも水平姿勢をキープ。
②スローフォール
ゆっくりと沈下するので、イカが抱く時間を確保できる。
③何といってもフラッシュブースト搭載
シマノのエギと言えばコレしかないでしょう。フラッシュブースト。反射板のキラキラが、フォール中でもイカにアピール。
そんな3つの特長を持つ、「セフィア スイスイドロッパー フラッシュブースト」。2.5号しか展開されていなかったので、サイズの使い分けができなかったのが唯一のウィークポイントだったのですが、2023年、ついにダウンサイズモデルが登場しました!
セフィア スイスイドロッパー フラッシュブースト1.8号【シマノ】
今回登場したのは、もう1回り小さい1.8号。待ち望んだ人も多いと思います。
実は、1.8号は2.5号と同時に開発は進められていたそう。どうして発売時期がズレたのか?
このことについて、シマノインストラクターである、イカ先生こと富所 潤さんがこう語っています。
釣り場で出会う沢山の方から、「スイスイドロッパーフラッシュブースト(以下FB)のダウンサイズが欲しい!」とお願いをされて来ました。実は2.5号と同時に1.8号も開発がスタートしていたのですが、FBの構造を小さいサイズに入れ込むにはなかなかの技術が必要で、開発チームと試行錯誤した経緯があります。また単にFBを装填するだけでなく、「絶妙な水平姿勢」「艶めかしいまでのスローフォール」の両立を1.8号でも忠実に再現する必要があり、現場での妥協しない開発作業を行ってきました。1.8号はオモリグ用だけでなくメタルリグ用のドロッパーとしても使う頻度が高くなるため、引き抵抗の有無、誘いに対するレスポンスなども考慮し、単に小さくするだけでなく実釣レベルで「釣れるドロッパー」を目指しました。
出典:シマノ
小さいボディにフラッシュブーストを搭載した上で、アクションをコダワった結果だったようですね。
実際、色や発光を変える…というよりも、サイズを小さくした方が反応がよくなるコトって多い印象。エギのサイズが小さくなったことよって、イカのサイズも小さくなるかというとそうでもない。
だからこそ、1.8号というダウンサイズモデルが望まれていた理由ではないでしょうか。
カラーバリエーションも豊富に
ダウンサイズしただけではなく、従来のカラーラインナップに加え、1.8号、2.5号ともにリアルカラーの3色も追加されました!
どのカラーもケイムラ仕様となっているので、まずめの際に投入するとイイのかも。また一部のイカメタル船のライトには、紫外線が入っているとも聞いたことがあるので、夜焚きの光りでイカが集まってきたタイミングでも効果があるとか…?
シマノ公式「セフィア スイスイドロッパー フラッシュブースト」詳細ページはこちら
オモリグで使うもよし、ドロッパーとして使うもよし。またひとつ、今年の夏が楽しみになりました。