船タコ釣り。
メッカである兵庫・明石を中心に年々人気が高まり、今や全国的に広がりを見せています。
船タコ釣りの最大の魅力は、美味な高級マダコが釣れること。
タコって庶民の味じゃない? と思われる人も多いですが、実は今現在、かなーり価値が高まって「庶民の味」から「高嶺の花」になりつつあるのです。
いつの間にか高級食材になったマダコ
と言うのも、つい数年前まではマダコの個体数も豊富だったこともあり、1度釣りにいくだけで、1人数十パイ釣れるほどよく釣れていました。2023年現在は個体数が減ったことと、そして、その食味が美味であることが世界的に伝わったことで市場価値が高騰しています。
ちょっと込み入ったハナシをすると、タコ1kg当たりの卸値は、2023年4月で月間平均2,569円※で取引されており、5年前の2017年4月と比べると、およそ1.4倍の価格となっています。※数値は東京都中央卸売市場月報より引用
スーパーでタコの値段を見てみると、結構イイお値段なのにはそんな理由があるんですね。
なので、船タコ釣りでは4~5ハイ釣れるだけで十分すぎるほど価値があります!
食べて美味しい、釣れて楽しいコスパ◎な釣り! というのが、記者が伝えたいホンネなのです。
釣り自体は難しくなく簡単!
そんな船タコ釣りですが、釣りそのものは難しくなく、簡単!
仕かけを海底まで落とす、ロッド(竿)で仕かけを揺らしてタコが抱きつくのを待つだけでOK。あとは思いっきりアワせるだけ。
なので、釣りそのものをしたことがない! という人でも、ほかの釣りに比べて比較的数を釣ることができるので、興味がある人は積極的に釣りに行ってみて欲しいのです。
初心者にこそ使って欲しい船タコアイテムを紹介
カンタンな釣りとはいえ、やっぱり釣り人の腕の差が出るワケで。
そんな腕の差を埋めてくれるのが、メジャークラフトの船タコアイテム。上級者の誘い方やテクニックを、アイテムが再現してくれるので、初心者でも安定してタコを釣ることができちゃうのです。
ぷりぷりタコエビ【タコエギ】
まずは、船タコ仕かけのキホンであるタコエギから。
メジャークラフトの「ぷりぷりタコエビ」は、硬い素材のボディに、ワーム素材と呼ばれる柔らかい素材で作られた爪と足が付けられたタコエギ。
この柔らかい爪と足が最大の特長で、潮を受けるとゆらゆらと動き、自動的にタコを誘ってくれます。
タコ釣りに慣れた人ならば、自身で繊細にタコエギを動かして誘うのですが、「ぷりぷりタコエビ」は極論、“動かさなくても釣れる”ことが、十分にありえるタコエギ。なので、初心者の人にこそ使って欲しいアイテムなのです。
メジャークラフト公式「ぷりぷりタコエビ」詳細ページはこちら
グランシップ 船タコエギ【ロッド(竿)】
釣りを始めて最初の内は、タコがエギに触ったことが分かりにくく、掛けるのが遅くなってしまい、その結果あまり釣れない…ということが起こりがち。
「グランシップ 船タコエギ」は、船タコ釣り専用モデルのロッド。3アイテムのラインナップがあるのですが、その中でもオススメなのが、「GR1TACO-175M/GS」という機種。
「GR1TACO-175M/GS」は、3アイテムの中で最も軟らかくしなやかなロッド。穂先には蛍光オレンジのペイントがされています。
この穂先が超重要で、タコがタコエギに触った、抱きついたというのが、穂先の曲がり方を見て確認することができるんです!
また、専用ロッドとだけあってエギの操作もしやすく、大きいタコが掛かっても問題ないほどのパワーも兼ね備えているので安心。
これだけの機能が揃って、メーカー希望価格17,000円(税別)とお手頃価格なのも嬉しいポイントです!
メジャークラフト公式「グランシップ 船タコエギ」詳細ページはこちら
実釣の様子は動画でチェック!
当記事の中盤でも紹介した動画にて、船タコ釣りのキホンや、今回紹介したアイテムが使われているので必見です!
最後に
先述しましたが、タコの個体数の減少は大きな問題となっています。
地域によっては100g未満のタコは海に帰す、持って帰られる数が限られていたりとルールが定められています。
今後もタコ釣りができるように、ルールを守って楽しみましょう!