6月に入り、東京湾でも船タコ釣りが解禁となりました!
今や全国に広まっている船タコ。地域によって釣り場の状況や釣り人の好みも違うため、ロッドに求められる機能もまた、違ってきます。
そうなってくると「どのロッドが自分に1番合うのだろう?」
と、悩む人も多いハズ。
今回は、船タコロッドを早くから手掛けているアルファタックルの全6機種を、アルファタックルの公式ブログにて、フィールドスタッフの名手、柳沢テルさんが徹底解説していたので紹介!
アルファタックル船タコロッド全6機種を紹介
まずは、アルファタックルの船タコロッド全6機種を駆け足で紹介!
かれこれ9年ほど、タコの竿に向かい合ってきたアルファタックル。そのノウハウを存分につぎ込んだのが「ハイパーブレード エギタコ」。
“3Dブランクシステム”という、しなやかさな低弾性特殊グラスファイバーSFG(ストレートフレックスグラス)と、粘り強度の高いMPG(マグナムパワーグラス)、の2つのグラス素材に、スピーディーな復原力と細身軽量をサポートするカーボン。以上の3種の素材を継ぎ目なしのチューブラー形成したスリム&ライトなワンピースブランクを採用しています!
グラス由来の粘りとパワーはそのままに、軽さと感度を両立した、柔と剛を備えた船タコスペシャルなブランクスです。
MODEL | 全長 (cm) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 錘負荷 (号) | 適合ハリス (号) | L1(mm) | L2(mm) | メーカー希望 小売価格(税別) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EGI TACO 170H | 170 | 2(B) | 123.5 | 185 | 1.6 | 12.7 | 40-120 | – | 520 | 390 | 57,000 | |
EGI TACO 180MH | 180 | 2(B) | 133.5 | 205 | 1.5 | 13 | 30-100 | – | 520 | 390 |
|
アルファタックル公式「HB(ハイパーブレード)エギタコ」詳細ページはこちら

出典:アルファタックル
「アルファソニック エギタコ」は強度、軽さ、感度を徹底追及したアルファソニックのエギタコモデル。
全国的に1日小突き続けても疲れないタックルの軽量化が求められている。その中で、大ダコも根から引き剥がすパワーも必須条件。1日を通して錘をボトムから離さず小突きながらエギを躍らせる軽快さ、しっかりとアワセから根に張り付いたタコを剥がすパワーを両立。タコの触りやボトムの小さい起伏を感じ取り、しなやかな総糸巻きグラスソリッドティップでタコに違和感を与えず抱き込ませ、キャッチまで高い次元で操作可能。
出典:アルファタックル
MODEL | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 錘負荷 (号) | L1(mm) | L2(mm) | メーカー希望 小売価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
180 | 1.8 | 2(B) | 135 | 110 | 1.5 | 12.0 | 40-100 | 515 | 400 | 32,000 |
アルファタックル公式「アルファソニック エギタコ」詳細ページはこちら
「kaijin エギタコ」は、全国のフィールドに対応するべく進化し続けるエギタコ専用機。
アルファタックルが培ってきた、海底からエギを離さず躍らせ、触りをリアルに伝える柔軟穂先と粘強バットパワーという基本アクションをベースに、スピーディーに攻めるショートモデルの160MH、あらゆるフィールドに対応可能な王道レングスの180MH、根掛かりが多い東京湾や深場のポイントを攻める常磐エリアに適した180Hの3モデルが、全国各地の多様なフィールドと状況に対応する。
出典:アルファタックル
MODEL | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 錘負荷 (号) | L1 (mm) | L2 (mm) | メーカー希望 小売価格 (円) | JAN CODE |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
160MH | 1.6 | 2(B) | 116 | 130 | 1.5 | 11.9 | 40-100 | 530 | 400 | 23,000 | 4516508 51959 4 |
180MH | 1.8 | 2(B) | 136 | 140 | 1.5 | 12.7 | 40-100 | 530 | 400 | 24,000 | 4516508 51960 0 |
180H | 1.8 | 2(B) | 136 | 165 | 1.9 | 13.8 | 40-120 | 530 | 400 | 25,000 | 4516508 51961 7 |
アルファタックル公式「kaijin エギタコ」詳細ページはこちら
ロッドセレクトについて
さて、ここからが本題。
どのロッドを選ぶべきか……というトコロを、柳沢さんは各ロッドにオモリ50号で負荷を掛け、ブランクスの曲がり方で解説しています。
まずはアルファタックルのロッドのベースとなるkaijinシリーズ。
上の写真では短いものが160MH、長くて少し軟らかいものが180MH、やや硬いのが180H。ベーシックアクションは180MHとなっています。
次は、Kaijin エギタコ180MHと、アルファソニック エギタコ180。
穂先が全て赤いものがアルファソニックで、白い部分があるのがKaijin。アルファソニックのほうが、やや軟らかめであることが分かります。
次はKaijinエギタコ180MH(シルバーの錘)と、HBエギタコ180MH、170Hの3本。
HBエギタコのほうが全体に少し軟らかめ(逆に言えばKaijinの180MHのほうが先調子)で、1番短いのはHBの170H。
HBエギタコは、上の文章だけを見るとKaijinより軟らかいと思えますが、柳沢さんによると、MPGブランクを使用しているだけあってHBはロッド全体のトルクがあり、大型のタコを掛けたときに「このロッドは強い!」と感じるとのこと。
6つのモデルを表にして解説
柳沢さんは、実際の使用感と先ほどの実験をもとに、各モデルについて分かりやすい表にしていまいます。
この表に対しての柳沢さんの解説は以下の通り。
もっと詳しく知りたい! と言う方はアルファタックル公式ブログにて、カナリ詳細に説明されているのでそちらをご覧ください。各地の釣り場に沿った理由が解説されているため、ロッド選びの参考になること間違いナシです。
この夏、ロッド選びに迷った時は、船タコロッドの老舗アルファタックルで自分に合ったロッドを選んでみてはいかがでしょうか!
