これは便利だぞ……。
そう思わされたのが、イカメタルに便利なHAYASHIのアイテムたち。
と、いうのも先日、HAYASHIスタッフの方とテスターの氏家さんに同行し、シーズン初期のイカメタル取材に行った時にその便利さをひしひしと感じたのです。
HAYASHIは、高知県に拠点を置く老舗釣具メーカー林釣漁具製作所の1ブランド。元は漁具メーカーとだけあって、漁具をルーツに実釣力の確かなアイテムや、製品開発も現場でのアイデアを取り入れた、温故知新×現場主義のブランド。
今回はイカメタルアングラー必見の、「釣れるアイテム」ではなく、縁の下の力持ちな「現場で便利なアイテム」を4つ紹介!
船上で真価を発揮する「スッテケース」
まずはHAYASHIの「スッテケース」。
取り外しができる仕切り板が付いているので、スッテを号数分けして収納したり、エギスッテなんかを左右で分けて入れてみたりと便利。全て取り外せば、小物入れにも早変わり。
細かいところにも現場力が散らされていて、その1つがケースの裏面。
滑り止めが付いているので、揺れる船の上、クーラーやバッカンの上に置いたままでも滑り落ちにくいんですよ。つまり、スッテのローテーションがバッカンの開け閉めナシでパパッとできちゃうんです。
ローテーション関連で言うと、天面が透明なのも嬉しいポイント。どこにどのスッテがあるのか一目瞭然。
もうひとつ。天面が透明ということは、光を通すということ。つまり、船の上で置いておくだけで蓄光もされるんです。
こんなに便利なスッテケース、ほかにあるでしょうか?
サイズはH25×W17×D5cm。高さ5cmって低く感じますが、意外とたっぷり収納できるのと、バッカンに入れる時にかさばらないので絶妙に使いやすいサイズ感です。
HAYASHI公式「スッテケース」詳細ページはこちら
オモリをガッツリ収納「鉛メッシュケース」
ケースといえばコチラも便利。当初は船タコ仕かけのオモリを収納するために開発された「鉛メッシュケース」。
プラスチックなどのハード素材だけではなく、ソフト&メッシュ素材で作られていて、手が滑ってガシャンと落としても割れる心配一切ナシ。なんならガッチリとした持ち手が付いているので、落とすこともほとんどなさそう。
このケース、取り出し口が広いのでオモリグシンカーや、ハサミを入れておくのにメチャ便利。ちなみに手入れもカンタンで、シンカー類を入れたまま水を掛けるだけ。
今や船釣りだけではなく、オカッパリの釣り人にもオモリ入れとして人気沸騰中。1度使えばその便利さが分かるハズ。
HAYASHI公式「鉛メッシュケース」詳細ページはこちら
専用設計「イカの墨袋抜きフォーセップ」
コレは知っている人も多いハズ。”イカの墨袋の抜きやすさ”のみを追求した、専用設計のフォーセップ。
監修したHAYASHIテスターの氏家さんによると慣れれば10秒かからずに墨袋と内臓を取り出せる。ということなので実際にやってみていただいた。
イカの胴体を指で持ち上げ、フォーセップをイン。墨袋の根元を掴んでスポッと抜く。10秒かからないどころか、大体5秒に1パイのペースで次々にイカの墨袋を抜いていく。
十数杯のイカ達が、あっという間に内臓のない状態に。実際に抜いている様子は、こんな感じ。
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氏家さんによると、ハサミ部の65mmという長めのサイズとカーブがミソで、内臓を傷つけず、でも墨袋をしっかり掴める形状にしているとのこと。ちなみに、ステンレス素材なのでサビにくく長持ち。クロームカラーなのも玄人感が出てよき。
専用ギアって、どうしてこんなに男心をくすぐられるのか。
HAYASHI公式「イカの墨袋抜きフォーセップ」詳細ページはこちら
あえて短いんです。「夜焚烏賊仕掛」
忘れちゃならないのが、HAYASHIの「夜焚烏賊仕掛」。エステルラインが使用されている、高感度でセットが簡単なお手軽仕かけ。
ドロッパーシングルタイプ、ダブルタイプ、オモリグタイプの3種類がラインナップされている。パッケージが種類によって色分けされているのも、買う側からすると嬉しいポイントです。
通常、こういったイカメタルリーダーは全長130cm程度が多いが、「夜焚烏賊仕掛」は、あえて100cm(ドロッパーダブルタイプは110cm)と短く作られている。そうすることで、手返しよく釣りができる上に、仕かけが絡むトラブルも少なくなります。
感度を高めるために、結束部分はサルカンやスイベルではなく、溶接リングを採用。仕かけが絡んでしまわないように、エダスには回転ビーズが付けられていたりと、細かい箇所にもコダワリが詰められています。
これだけの作り込まれて、しかも入数2つでお値段は税別350円(ドロッパーダブルタイプは税別400円)。コスパよすぎでしょう……。
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釣果を上げるためには小物もコダわるべき
釣りの腕、道具の性能も釣果を上げるための要素ですが、釣りをしていない時間を極力減らし、釣りをしている時間をこと最大化させることも重要。
HAYASHIの便利アイテムは、まさに縁の下の力持ち。前回釣ることができなかった「あと1パイ」を釣るために、身の回りのアイテムの見直しをしてみてはいかがでしょうか。