
竹村勝則 プロフィール
兵庫・明石 東二見人工島
ここは東二見人工島の東北端に突き出た白灯波止。長さは約300m、幅は約7m、先端に向いて左側の約2m先端が1段低くなっている。
足場がよい波止で、付け根から100mほど外側にはテトラが入っている。このテトラは大きくはないので、足下に気を付けさえすれば、歩けるし釣りもできる。このテトラ帯は穴釣りができるし、チヌのフカセ釣り、エギングでイカも狙える。
テトラが切れた先の波止は足場がよく、所々にイカ墨のような跡があり、アオリイカ、コウイカが釣れているのは確か。イカのほかチヌ、キス、カレイ、ハネ、メバル、ガシラに、これからアジ、イワシ、サバなどが釣れ出す。
波止先端の低場の外側はスリットになっている好ポイント。
白灯波止に行くには、駐車場出て東進、緑地帯に3本ある白いポールの間を通って垣根の隙間をくぐり抜け、右前方の階段を登る。
今回はキス狙いで出発
今年は6月から30度前後の暑さで、波止の上では何もしないのに汗が出てくる。今夏の波止釣りは、暑さ対策も大切である。
一方、魚の方は釣り場により、狙い物により、釣れたり釣れなかったりである。
暑くなりそうなので、午前中の釣りにと、東播・東二見人工島の白灯波止へ、長短2本の投げ竿とエサの石ゴカイを持って出掛けた。
当日は土曜日とあって、釣り人は多く、ルアー釣り、投げ釣り、チヌの紀州釣りとフカセ釣り、サビキ釣りといろいろ。
エギングの1人はコウイカを1パイだが釣っていた。波止の上には所々に墨跡があるので、イカ狙いの人が多いのが頷ける。
朝のうちは涼しいので、先端近くまで歩いて、外向きで釣ることにする。
石ゴカイは1匹刺しと半分刺しにして、70~80m投げて、ゆっくりリールを巻いてサビく。
1投目にコンとアタって釣れたのは、キスではなく小ダイ。
まだワカメなどの海藻があるようで、時々根掛かりで枝ハリスを取られたり、アタリもないのに、エサがなくなっている。これは小フグの仕業か。
10投目ぐらいの時、やっとコンコンとキスのアタリがきた。
1尾目のキスは12、13cmのサイズだが、小さくてもキスはキス。パールピンクに輝く魚体はキレイだ。
同じ場所でポツリポツリと1尾ずつだが釣れ、アタリが止まると、少し場所をかえて投げる。
そのうち、1回だけだが、キスがダブルできた。
波止の内側はどうかと投げてみた。先端近くからミオ筋へ投入。サビくとすぐに、コンコンと鮮やかなアタリできたのは、15cmほどのキス。
ミオ筋はやはり好ポイントだと思ったのだが、その後どういう訳か、ピリっともアタリがこない。
少々内側へ移動して投げると、よいアタリでくるのはハゼに似た小魚ばかり。
今のキスは、やはり外側の方がよい。
当日のキスは何とか2ケタの13尾(型は12~17cm)釣って、納竿した。
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