ラインの払い出し角度に応じて巻き上げる量を決めよう!
タイラバの基本的な釣り方は、底取りしてから指示ダナまで巻き上げる。
アタリがあっても合わせずに、食い込むまで巻き続けるのがポイント。
掛かりが浅そうなら、食い込んで走った時に軽く竿を立てるのがよい。

掛かりが不安なら走った時に竿を立ててやると、しっかり掛かる
また、巻き上げ時に考慮しておきたいのがラインの角度。
水深100mで指示ダナが底から30mだとすると、ラインの入射角が45度ほどの場合は、余分に10~20mほど巻き上げる必要がある。
船長が目安として「○mくらいは余分に巻いてくださいね」とアナウンスもしてくれるので、しっかりアナウンスは聞いておこう。
ドラグの設定は好みによる部分がかなり大きいそうだが、初心者ならまずは走ったらすぐドラグが滑るくらいの緩さに設定しておく。
そして、やり取りの中でドラグを徐々に締め込んでいく方法が、バラシが少ないのでオススメだ。
巻きスピードは1秒1回転ほどでアタることが多いようだが、その日のベイトや活性に応じて反応はさまざまなので、釣れている人に合わせていこう。
以上が敦賀沖のドテラ流しでのタイラバのポイントだ。
参考にしてみてほしい。

今回コツを教えてくれたのは竹宝丸の竹腰優一船長。研究熱心で釣らせる腕もバツグンだ。
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