まだまだ暑い日が続く季節ですが、これから秋いっぱいにかけて、各地の河川の川尻で「ハゼ釣り」が楽しめます!
ハゼは汽水域を好む魚で、主な釣り場は川が流れ込むような内湾や、河川の河口域など。
足場が比較的安全な場所で釣れて、しかもお手軽に釣れてくれるのでファミリーフィッシングにもピッタリ!
そんなハゼ釣りを、みんなで楽しめる「ファミリーハゼ釣り大会2023」が、今年も大阪・淀川で開催されます!
記事の後半では、ハゼ釣りのキホンも記載しているので、参加する人も参考にしてみてくださいね。
ファミリーハゼ釣り大会2023

出典:大阪釣具協同組合
大阪の秋の釣りの風物詩とも言える、淀川のハゼ釣り。
「ファミリーハゼ釣り大会(大阪釣具協同組合主催)」は、身近な釣りを多くの人に親しんでもらおうと、昭和60年からスタート。
昨年(2022年)は332名の参加者が集まり、大盛り上がりの大会になりました!

出典:大阪釣具協同組合
今年も豪華景品が用意されているようなので、ぜひ参加してみてくださいね。
開催日:令和5年9月24日(日) ※雨天中止(中止の場合は9月22日に大阪釣具協同組合のHPで発表)
受付場所;淀川河川公園 塚本河川敷グラウンド内 ※最寄り駅はJR神戸線(東海道線)「塚本駅」下車、徒歩9分
受付時間:午前6時~8時 ※大会本部で配布の参加申込書に記入して受付をすれば、審査票が渡される
釣り場:大阪・淀川右岸の姫島地区から十三地区一帯(淀川右岸 阪神電鉄本線高架より阪急電鉄高架までの一帯)
参加資格:老若男女不問、ただし竿、エサなどの釣具持参者に限る(低学年の参加者は必ず保護者付き添いのこと) ※保険証が必要
参加費:1人200円(先着400人に参加賞進呈、参加費は放流協力金に充当)
審査方法:ハゼ2尾長寸、同寸の場合は年齢の若い順(※過去3大会の5位までの入賞者は対象外)
審査時間:午前11~午後12時
表彰式:審査終了次第、開始
賞品:優勝、準優勝ほか豪華賞品多数
協力事業:日本釣振興会のゴミ袋を参加者全員に配布。各自ゴミを拾い、大会本部へ持参すると粗品を進呈
※なお、駐車場はないので、電車、バス等での来場を
今大会の詳細はこちら
ハゼ釣りの仕かけについて
ハゼは、川尻では岸際の浅い場所にもいるので、竿はノベ竿でもOK! 少し投げて狙うなら、コンパクトロッドやルアーロッドなどが使いやすいですよ。
仕かけは下の図のような感じ↓
ノベ竿は4~5mぐらいあれば、河口域での釣りなら十分対応できますし、潮が引いてポイントが遠くなれば、リール竿を使ったチョイ投げで少し沖側を狙うのも〇。
また、最近は「ハゼクランク(通称ハゼクラ)」と呼ばれる小型のルアーを使った釣りも人気です。
ウキ釣り、ミャク釣り、チョイ投げのエサ釣りのほかに、エサが不要なルアー釣りでも狙えるので、好みの釣り方が選べます!
エサ釣りの場合は、石ゴカイや青イソメなどの虫エサを使用し、石ゴカイは1匹掛け(アタリがあっても針に掛からない時は半分に切る)。

▲石ゴカイ
青イソメは長いので、始めから半分や1/3程度に切って使います。
狙うポイント(河口の場合)

▲足首から膝下ぐらいの水深でも、ハゼは石などの周りにいることが多い

▲ステ石の周りや、その先のかけ上がり周辺もポイント
河口での狙い場は、底が見えるような浅場でも石などの障害物などがあれば、絶好のポイント!
ノベ竿のウキ釣りやミャク釣りで岸際のこう言ったポイントを狙うと、意外と簡単に食い付いてくれます。障害物周りは根掛かりしやすいので、予備の仕かけは持参しておくと安心です。
岸際の近場で釣れない時は、チョイ投げがよい場合も。ハゼは潮が引いている時よりも、潮が上げてくる時が1番の好時合です。潮汐表を参考にすると、食いが立つ時間帯の目安も付いて、短時間でも楽しめますよ!
釣り方
◆ウキ釣り
ウキ釣りは、ウキ下を底より少し上に調整して流すとよいです。
◆ミャク釣り
ミャク釣りなら、竿いっぱい前方へ振り込み、仕かけが着底すれば、少し竿を立てて仕かけを動かしては止めて、を繰り返して手前に引いてくるように誘いを掛けると、ハゼ独特のブルブルッとしたアタリがでるハズです。
◆チョイ投げ
チョイ投げの場合も、投げ込んでからただ待つだけでなく、少しずつ手前に引いて誘いを掛けてやると、食いもアップします。
◆ルアー釣り
ハゼクラの場合は、クランクベイトを投げて着水すれば、すぐにリールを巻くと底をトントンと叩いてルアーがハゼにアピールしてくれます。
ハゼは例年9~10月頃がシーズン最盛期になります。釣りやすい魚なので、ぜひ秋のハゼ釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!