海釣りの万能エサといえば「青イソメ」。
魚種を選ばずよく釣れるので、ついつい多めに買って余らせてしまうコトありませんか?
どうせなら次の釣りでも使えるように、生きたまま保管する方法があれば……と思い、創業100年以上、虫エサの品質にコダワる大阪の老舗釣具店「伊勢吉(いせきち)」で聞いてみました!
釣具専門店 伊勢吉(つりぐせんもんてん いせきち) プロフィール
虫エサの保管(飼育)はオススメしない
「生きたままイソメを保管(飼育)することはできますか?」という質問に答えてくださったのは、スタッフの足立さん。
答えは、環境があれば短期間の保管(飼育)はできるが、基本的にはオススメしない。
とのこと。
この質問はお客さんからもよく聞かれるそうで、同じように回答しているようです。
一応海水魚などを飼育している人なら、小さいザルに入れて同じ水槽の中に入れておけば死んでしまうことは少ないようなのですが、なぜオススメしないのでしょうか?
そもそも、虫エサの管理にコダワっている伊勢吉では、1週間以上虫エサを店頭に並べることはほとんどないとのこと。
それは、エサの鮮度を守ることで、魚の食いが悪くなるコトを防ぐため。
これは足立さんの経験に基づいた持論? なのですが、潮干狩りでアサリを取ってきた後、日持ちさせるために生きたまま保管していたそう。
で、1週間ほど経った時にアサリを食べてみると、味のなさにビックリしたんだとか。
同じ海で獲れたアサリですが、獲ってすぐの場合と保管後では全く違うもののようで、同じことが青イソメでも起こっているのではないか? と考えているようです。
実際、食いが渋くなることもあるそうで、そのため長期の保管はオススメしていないようです。
どうしても保管が必要な時は、1~2週間ほどでしたら保管することができます。
保管の方法は以下の記事でチェック!
基本的には買ってすぐに使うのがヨサゲ
多く買ってしまった場合も少し勿体ないですが保管せず、すぐに使ってしまうのがヨサゲです。
最後に、食いがイイ新鮮な虫エサが欲しい! という人で、関西周辺で釣りをされる方は、ぜひ伊勢吉に行ってみてください。