すでに開幕を迎えた大阪湾の船テンヤタチウオ。
シーズン初期は例年小型のタチウオが主体ですが、その中にも時おりまじる“ドラゴン”は超魅力。タチウオファンなら、誰しもが釣りたいと思える存在ですよね。
そんなドラゴンをメインに狙っている船宿が、大阪・泉佐野の上丸。

▲大阪湾最大級の釣り船、上丸の船体
乗船した当日も、見事にドデカいドラゴンが3尾も姿を見せました。
今期もファン待望の「ドラゴンの宴」が、いよいよ開宴です。
船中3尾のドラゴンが登場!!
よい時には、「船中全員ドラゴンゲット!」なんて言う、ファン垂涎の釣果を叩き出すこともある大阪・泉佐野の上丸。
まだシーズンのハシリで、ドラゴンを1人で複数尾とまではいきませんが、海況よい日には船中でドラゴンが数尾上がり始めています。
筆者が乗船した日は、3連休の初日となった休日。この日はビギナーも多かったので、朝イチには「まずは、お土産確保」と、船団に近いポイントで開始の合図が鳴りました。
見ていると、アタリは頻繁。コツコツとテンヤのエサを啄みにくるようなアタリが竿先にでます。
小型が多く、上手く掛からないことも多いですが、掛け損なっても次々とアタリがでます。
1時間ほどで、ほとんどの人が幅指3本までのタチウオをゲットし、いよいよドラゴン狙いのポイントへ移動しました。
ここは潮が速くて複雑。竿下に下ろした仕かけは、すぐに斜めになります。
船長から「潮がブッ飛んでるから、しっかり(潮カミに)飛ばしてよ。水深120m、70mぐらいまで探って」とアナウンスがありました。
すると、開始直後から船中に鳴り響く電動リールの巻き上げ音。
タナ90m前後でアタリが連発し、上がってくるサイズも心持ち大きい感じです。
幅指4本前後もチラホラと姿を見せました。
そして、潮が緩み始めた9時過ぎ。左舷後方で歓声が上がりました。
ビギナーの足元に横たわっていたのは、120cmジャストのドラゴン。
続いて、左舷トモでは尾切れで115cmの特大クラス。
さらには「まだ気配ありそうやで」と、船長がアナウンスを入れた10時過ぎにも125.5cmが登場。
この日は船中で3尾のドラゴンが姿を見せ、釣れたアングラーだけでなく、横でドラゴンの立派な魚体を目の当たりにしたアングラーも、「次は自分も」と期待を胸に、納竿となりました。
これから来春まで続く大阪湾の船テンヤタチウオシーズン。
船中で大型タチウオが続々と上がる「ドラゴンの宴」をアナタもぜひ体験してください。ハマること請け合いです!