関西でトップクラスの漁場と言われる、和歌山・加太沖。ここでは、マダイをメインターゲットにアジなどを狙うことができる”ギジエマダイ”と呼ばれる釣り方が主流になっています。
先日、娘のお食い初めにと、マダイをゲットするため加太に向かいました。
初めてのギジエマダイに挑戦
お世話になったのは日伸丸。ギジエマダイは初めてだと船長に伝えると、「よっしゃ任しとけ」と、いろいろ教えてくださって感謝です。
実はギジエマダイの仕かけは船宿で用意してくださるので、持って行くのはクーラーボックス、ロッド、リール、オモリ(30号)だけ。自分で予備の仕かけなどいらないので、意外と軽装備でOKなんです。オモリは何個か予備を持っていったほうがイイですよ。
記者の用意したタックルはこちら
ロッド:がまかつ ライブラⅡ ML-180
リール:ダイワ レオブリッツ200J(旧モデル)
道糸:PE2号
エサとなるギジエはただのビニール。日伸丸の船長はオレンジのギジエを用意してくれていました。
まあこのギジエが付いた針が6本もあって、仕かけの長さが10mくらいあるワケなんですが。
この釣りの難しいところは、この仕かけ捌きです。
この長い仕かけを絡まないようにするのが、超大事! ポイントは、針の順番とハリスをこのカゴの中に入れること。
上記の写真で言うと、向かって右側にロッドを置いていたので、針も右から左へ(仕かけの上から下へ)順番に並べる。
なので投入はオモリを入れて、左から右へ順番に。逆に取り込み時は右から針を置いていきます。
そして投入も取り込みも、針1つずつ丁寧に絡まっていないか確認しながら行うことです。焦ってしまうと仕かけをボツにしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
誘いも基本タダ巻きなので、これも初心者向け。釣り方も船長のレクチャーがあるので、ぶっつけ本番でもOK。
もしかしたら使えるかもと持参したのが、明邦化学工業の「マルチクリップBM-L」。
これがめちゃくちゃ便利で、仕かけを投入する時も取り込む時もロッドを立て掛けておけるので、ティップに負担を掛けることなく行えたので助かりました。ティップへのライン絡みも減り、手返しの向上にも繋がったので、船釣りに手放せないアイテムとありました。
アタリが少なく、厳しい状況でしたが50cm弱の加太マダイをゲットしました。ほかにも50cm近いサバを3尾ゲットし、満足の結果となりました。
用意する釣具も少なく、釣り方も簡単。注意するのは仕かけ捌きだけ、でもコツを掴め楽勝です。
こんな簡単にマダイがゲットできる、加太のギジエマダイ。
皆さんも体験してみてはいかがでしょうか。
もし一緒に行く人がいなかったら、一緒に行きましょう! ぜひ、つりそくまでご連絡を(笑)。