新たに解放された釣り場の詳細を公開!足場もよくチヌの好ポイントです

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

兵庫・南芦屋浜 石畳

兵庫・南芦屋浜 石畳

南芦屋浜へは国道43号・打出信号を南へ曲がると、水路に架かる浜風大橋に出る。橋を渡って高速下を通過したすぐのT字路を右に曲がると、高速道路下各所に駐車場がある。そのまま道なりに進むと右に潮風大橋、左折すると埋め立て地の南東端の釣り場。

駐車場の北側は左右に長い水路で、キャナルパークの釣り場。東に浜風大橋、ほぼ真ん中にあゆみ橋、西に潮風大橋がある。

遊歩道から下に降りるには、車イスでも楽に降りられるスロープが数カ所あり、水辺一帯に切り石を敷いた石畳状の釣り場。潮風大橋の少し西の石畳の一部がコンクリートになった場所は足場がよく、チヌの実績場。石畳の西の曲がり角付近も好場で、チヌ、ハネの好ポイント。

曲がり角から南の石畳が8月3日からオープンされた釣り場で、チヌは高架下が好ポイント。釣り物はチヌ、ハネ、サバ、小アジ、イワシ、ガシラ、メバル、サヨリ、グレなど。

ここは24時間釣りができる。駐車場は有料で、30分以内は無料だが、以降は30分毎に100円。

今回は新たに解放された釣り場に向かう

芦屋市の広大な埋め立て地の南芦屋浜の釣り場が、再び解放された。

釣り場に詳しい、フィッシングマックス芦屋店(TEL:0797-34-4848)に聞くところでは、立入不可や釣り不可エリアもあるが、水路に面した埋め立て地の北側になるキャナルパークは、今春から釣りができるようになった。

さらに、西側の石畳と南東端の釣り場が、8月3日からオープンされたと言うので、8月13日(中潮)に、水路の北側(キャナルパーク)へ行ってみた。

潮風大橋近くの駐車場に車を停めて、釣り場へ出ると、水辺の石畳は以前とかわらないが、遊歩道から下へ降りる所がスロープ状に整備され、車イスでも楽々と釣り場に入れるようになっていた。

石畳の一部だけコンクリートになっており、階段状で海中に入っている場所がある。

ここは以前からチヌの好ポイントで、当日もフカセ釣りと紀州釣りの人が1人ずつ入っていた。

さっそく状況を聞くと、「チヌのアタリはまだない。エサ取りの小サバが多い」と言う。

西端の曲がり角へ行くと、ここではエビ撒き釣りの人がいた。「アタリはあるが、エビを半分かじり取られるだけで、狙いのハネはまだ釣れない」と言う。

さて、こちらはチヌのフカセ釣りをどこでしようか。結局、曲がり角から20mほど東で釣ることにした。

マキエはオキアミ3kgに、湾チヌスペシャルⅡを1袋と、ニュー活さなぎミンチ激荒を1袋に、缶詰のコーンを入れる。サシエは、くわせオキアミスーパーハードL、ネリエのエサ持ちイエロー、コーン。

良型のチヌをゲット

潮は下げに入っているが、底潮は右へ極ゆっくりで、右からのそよ風のせいか、上潮だけが左へ少し流れる2枚潮。

6時頃から釣り始めて1時間ほどは、エサ取りが少なかったが、ほどなく小サバとボラが寄ってきた。オキアミだとエサがすぐ取られ、針に掛かるのは小サバなので、サシエをネリエやコーンに取りかえると、エサは滅多に取られない。そのかわり、アタリがない。

7時20分頃、サシエを少しハワセ気味にして、コーンの3粒刺しで投入。アタリがないので、そろそろ仕かけを打ち返そうかと思った時、ウキがツンツンと動く小さなアタリ。

合わせると、グンときて動かない。根掛かりかと思ったが、その後、グングーンと強引がきた。人はバテ気味でも、夏チヌは元気者で、よく引く。

取り込んだチヌは、ナイスボディの45cm。

潮はかなり下げたが、2枚潮はそのまま続く。エサをオキアミにかえた時、ウキがスーッと入った。きたかチヌ! と大きく合わせると、グンときて動かない。その後、底をグーンと走る。

この強引は年なしかと期待したが、やがて横に上に走りだし、ボラに変身? 取り込みにかなり時間が掛かった。このボラ、70cmオーバーの大物だった。

マキエを打つと、ボラと小サバが乱舞するのと、熱中症警戒アラートが出る暑さなので、早めの10時に納竿した。

アクセス

 

南芦屋浜へは国道43号・打出信号を南へ曲がると、水路に架かる浜風大橋に出る。橋を渡って高速下を通過したすぐのT字路を右に曲がると、高速道路下各所に駐車場がある。そのまま道なりに進むと右に潮風大橋、左折すると埋め立て地の南東端の釣り場。

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