大阪湾タチウオKINGバトル予選に潜入!【2023年9月6日 瑞宝丸】

9月1日から予選がスタートした「大阪湾タチウオKINGバトル2023」。大阪湾での船のタチウオ釣りの最強王者であるKINGを目指し、毎年白熱したバトルが展開される、大阪湾全体での一大イベントです。一体どんな戦いが行われているのか、その現場を探るべく、9月6日に開催された大阪・谷川の瑞宝丸での予選に潜入してきました!

大阪湾タチウオKINGバトルって、どんなイベントなの?

タチウオマニアな方は、このイベントはご存知かと思いますが、「テンヤタチウオの釣りは好きだけど、あんまり知らないな…」、「実際どんな感じで予選が行われているの?」と思う方に、ぜひこのイベントを知ってもらいたく、最初に概要の説明を。

今年11年目を迎える「大阪湾タチウオKINGバトル」。予選期間2カ月、回数は90回以上で、その予選を勝ち抜いた選手が11月に行われるセミファイナルに進出し、その中で18人を決定。12月に開催するファイナルの参加者の中から、KINGを決する、正にテンヤタチウオ釣りの「大阪湾最強」を決する一大イベントなんです。

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↓↓ 昨年のファイナルの模様をまとめたダイジェスト動画 ↓↓

今年は9月1日から予選がスタートしており、連日その結果を公式ブログで公開していますが、予選では一体どんなバトルが展開されているのか、そして現在の大阪湾のタチウオの状況はいかがなものかを探るため、9月6日に大阪・谷川の瑞宝丸で開催された予選に潜入してきました。

大阪湾タチウオKINGバトル公式ブログはこちら

瑞宝丸の詳しい情報を見る

2023年9月6日 大阪・谷川 瑞宝丸予選

当日は5時に事務所前に集合。集まったのは10人(うち1人は前日の三邦丸の予選通過者のため、バトルには参加せずに乗船)。5時半頃に出船し、最初のポイントは15分ほどの航程の小島沖で、水深は50-60㍍。船長の「今日は11時半納竿です。それでは始めてください」のアナウンスで、予選がスタート。

朝イチから終始アタリがある状況で、どんどんとタチウオを掛けていく参加者。全体の傾向的には、派手で大きな誘いよりも、フワフワとした緩い誘いを掛け、でるアタリに対しても即掛けしていき、数を伸ばしていた様子でした。

左舷ミヨシの今村選手。今年バトル初参加

中でも左舷ミヨシの今村選手がコンスタントにタチウオを上げ、その後もハイペースに数を伸ばしていました。サイズは平均幅指3本弱といったところでしたが、開始から約2時間後に、右舷胴の間の新田選手に良型がヒット。この頃から、少しずつ活性が落ちて、アタリが遠退く時間帯に突入しました。

前半、新田選手が手にした良型タチウオ

そんな中、淡々と釣り上げていたのは、左舷トモの6代目KINGの吉田昇平選手。吉田選手は出だしのペースが遅かったものの、その後は遅れを取り戻し、釣り続けていました。また、その隣の村上哲選手も同じくハイペースでタチウオをキャッチしていきます。

コンスタントに釣果を上げる吉田昇平選手

 

吉田選手の隣の村上選手もハイペースでキャッチ

11時前にアカマツにポイントを移動。ラスト30分弱でしたが高活性状態で、参加者全員ラストスパート。もう、誰が竿頭になるか分からない中、11時半に試合は終了。

検量の様子

帰港後、検量。船長の掛け声の下、選手が1尾ずつクーラーからタチウオを取り出し、カウントしていく検量方法を実施。結果…100尾を超えて残ったのは2人。左舷トモの吉田選手と、隣の村上選手で、勝利したのは村上選手。総尾数107尾で、吉田選手の103尾に4尾の僅差で、勝ち抜けました。おめでとうございます!

予選通過は村上哲選手!

本当、白熱したバトルでした。ただ、終始、緊張感が漂っているのかと言うとそうではなく、どこかアットホームな雰囲気もあり、楽しんでいる選手も多い印象でした。試合終了後は参加者同士、親睦を深めることもできます。

そして、この高活性な現在の状況、タチウオの当たり年と言っても過言ではありません。実際、ほかの予選でも束釣りが続出しており、腕を試すにはもってこいな状況です。

毎年参加してもらっているバトラー諸氏はもちろんですが、参戦してみたいなーと考えているテンヤラバーの皆さんも、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。きっと、ハマってしまうこと、間違いなしですよ!

大阪湾タチウオKINGバトル公式ブログでは予選開催情報、結果速報を配信中。

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