オフショアの釣り大会ってどんな雰囲気なの? 実際に参加してみた!

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

京都・宮津のイカメタルの大会に参加してみた!

多種多様な魚種で、オフショアの大会がある。しかし、夏と言えばイカメタル! と言う訳で、イカメタルの大会「大剣チャレンジin宮津」という大会に参加してきた。

フェイスブックのグループ「イカメタルを楽しもう」から生まれた大会で、毎年夏に行われている大会である。

今年の開催は、ここ数年定着している京都の宮津REMUSグループで、6船をチャーターして行われた。

今回乗船した裕凪丸

この大会は、趣旨的には競技っぽい雰囲気よりも、釣りを楽しむことを主としている。しかし、大会であるため、仕かけや持ち込みタックル数、スッテの数などにルールがあり、内容は毎年少しずつ更新されている。

今年は各遊漁船ごとに1番大きなケンサキイカを釣った方が優勝という内容であった。

当日はお昼頃から懇親会が行われる予定であったが、あまりの猛暑で、主催者側から懇親会中止というアナウンスが。各参加者の乗船指定場所に夕方集合となった。

私も何度か参加しているおかげで顔見知りも増え、1人で参加しても温かく迎え入れてくれた。

そして、釣座を決めていよいよ出船。船長や同船の方にポイントの状況などを聞き、1人でコソコソと作戦を考えながら、ポイントへ移動。

サイズ勝負のため、オモリグの方がよいかな?と思い、明るい内はボトム中心にオモリグで大型を狙うも、空振り。

船中も釣果が上がっていない。灯が点いてからが勝負という感じになったので、お隣さんたちとタックルの話をしながら、時合待ち。

日も落ちて、船の灯が点くと、ポツポツと船中で釣れ始めた。そうこうしていると、「早掛け開始します!」とのアナウンス。

レンジがちょっと浮いている感じだったので、イカメタルを準備し、スタートの合図でスッテを落とした。

細かい技だが、ベイトタックルの場合、タックルとラインを直線にし、海に刺すような形で落とすと、フォール速度が上がるので、狙いのレンジまで速く到着する。

そして、隣の方が見事早掛けをゲットした。どうも早駆けは1人ではなく、5人まであったので、滑り込みで私も早掛けをゲットでき、賞品をいただいた。

その後、終了時間まで割とパターンがハマり、数を伸ばせた。

船中もそこそこ釣れているようで、大会と言うより、仲間内でチャーターした時のような感じであった。

今回のノミラボ実験結果は「オフショアの大会は楽しい!」であった。

1人で参加するのには少し勇気が必要だが、いざ参加してみると、運営側がいろいろと楽しくできるように配慮してくれているので、十分楽しめる。

まぁ、ガチガチの競技っぽい大会もあるのだが、それは主催者側の考え方により、変わってくる。

今回はサイズ勝負であったが、あいにく大型のイカはボクには釣れずであった。しかし、数の方で何と船中で1番だったようだ。

竿頭で貰った商品

今回は出船場所が6船とも違う場所であったため、参加者全員が集まり、表彰式的なものはなかったが、さすがフェイスブックグループの大会だけあって、SNSで適時情報が更新され、大会の全容は知ることができた。

オフショアの大会は、同じ船ということもあり交流がしやすいので、ぜひ皆さんも参加してみてはどうだろうか。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば…。
(※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。)

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