
竹村勝則 プロフィール
兵庫・尼崎 武庫川尻
武庫川尻のハゼ釣り場は、車釣行だと駐車できる場所が少ないのが難点。
今回、探したところ、南武橋の左岸上流、堤防下の元浜町の住宅地の一角に2カ所、コインパーキングがあった。武庫川堤防にも近いので、利用できる。常連さんの話では、阪神電車の武庫川駅近く(左岸側)にもコインパーキングがあるらしい。
ハゼ釣り場に1番近くて便利なのが、電車釣行。阪神電車の武庫川駅下車が近い。
今回のハゼ釣り場は、エン堤から上流の阪神電車鉄橋の上下流の左岸側。
川原は河川敷公園なので広くてキレイ。釣り場となる足下はコンクリートの低い階段状になっていて、釣りやすい。
根掛かりはあまりないようなのか、投げ釣りでハゼを釣っている人が多い。投げ釣りと言っても、本格的な道具ではなく、チョイ投げで、オモリは2~5号ぐらいまでで十分。
釣行当日は4.5m竿で釣ったが、竿いっぱいの投点が好ポイントのようで、アタリが多かった。
今回はハゼ釣りで出発
秋の川尻はハゼ(マハゼ)釣りの好期。
ハゼは年魚なので、釣れるサイズは10cm前後から、せいぜい15cmぐらいまでだが、食い付きがよいので、誰にでもよく釣れ、小さくてもよく引くので面白い。秋のファミリーフィッシングには、もってこいだ。
先日、あちこちの釣り場を見たり、探ったりで時間を取られたので、武庫川尻へ着いたのが15時頃になった。
県道341号に架かる南武橋(新橋が架かっている)の少し上流、左岸側(元浜町)の堤防下の住宅地にあるコインパーキング(2カ所あった)に駐車。
歩いて数分の武庫川堤防から川原は両岸とも、河川敷公園になっていて、散歩する人や、犬を連れている人もいるが、釣り人は誰もいない。
以前は付近一帯でハゼが釣れたので、南武橋の上下流を4.5m竿で、石ゴカイをエサにミャク釣りをしてみたが、小さなハゼが3尾釣れただけ。
上流の国道43号方面へ行く途中で、2、3カ所探ってみたが、アタリは1度もなかった。
国道の少し上流にエン堤があり、エン堤下流もハゼは釣れなくはないが、上流側の方がハゼがよく釣れる。
当日も常連さんが数人、エン堤上流側で投げ釣りでハゼを釣っていた。
ここは足下が低い階段状になっていて、腰を掛けて竿が出せるほどの好場。頭上に阪神電車の武庫川駅があり、その上流側で投げ釣りをしている人がいた。
釣果を見せてもらうと、「30分ほど前から釣り始めた」と言い、バケツの中には、ハゼが10尾ほど入っていた。
ここはどうも投げ釣りの方がよいのか、釣っている人は皆、投げ釣りだった。
筆者は投げ釣りの道具を持ち合わせていなかったので、渓流竿の4.5mでミャク釣り。
電車の鉄橋とエン堤の中間点で、階段に座って竿を出す。
竿いっぱい前方へ打ち込み、仕かけが着底すると、ソーっと引く。その1投目からコツコツーっとアタリ。合わせが早かったのか、素針を引いた。
次はアタリがきてから、ゆっくりめに合わせると、バッチリ針掛かりして、12cmほどのハゼが上がってきた。
それから、ほぼ入れアタリだが、どういう訳か、針に掛からないことが多い。
ハゼが小型なのかと思ったが、10cm以下の小さいサイズは釣れなかった。外道の小魚かと思ったが、外道で釣れたのは18cmほどのブラックバスだけ。
連日釣られているだけに、ハゼがスレているのだろうか。
誘いを掛けたり、止めたりしながら釣って、約1時間でハゼは15尾(10~13cm)だった。
アタリの多さからして、せめて半日竿を振れば、40~50尾は釣れそうに思った。
アクセス
ハゼ釣り場に1番近くて便利なのが、電車釣行。阪神電車の武庫川駅下車が近い。