今期から始まった海上釣り堀の一大イベント、【関西つり堀KINGバトル セミファイナル】に潜入!!

10月1日、今年から新たな海上釣り堀のイベントとして始まった「関西つり堀KINGバトル」のセミファイナルが、淡路島・福良のじゃのひれフィッシングパークで開催されました。

当日は予選を勝ち上がった39人(1人欠席)が、魚種ごとに決められた点数の合計ポイントで競い、上位8人が11月5日に行われるファイナルのチケットを掴みました。

ここでは、その模様をレポートします。

関西つり堀KINGバトル セミファイナルREPORT

関西つり堀KINGバトル実行委員会主催の「関西つり堀KINGバトル」。

各魚種ごとに点数(マダイ2点、青物5点、シマアジ3点、その他の放流魚3点)が設けられ、その合計得点で競う、今年から始まった海上釣り堀の競技イベントです。

予選は、大阪(海上釣堀オーパ!!)、兵庫(じゃのひれフィッシングパーク、釣堀水宝)、和歌山(釣堀紀州)、三重(海上釣堀辨屋)の5つの海上釣り堀で行われ、その予選を勝ち上がった39人でセミファイナルが行われました。

朝イチに受付が終わると、釣座抽選。選手は前半と後半の2つの釣座で釣ることになります。

8時半に前半戦の開始。

すると、直後から「青!!」と選手の声が響き、竿が大きく曲がります。

掛けてから5分間はイケスの皆が竿を上げての単独ファイトとなりますが、そこは予選を勝ち上がったツワモノ揃い。

強引を難なくいなし、ほんの1、2分で取り込んでいきます。

見ていると、高得点の青物を狙う人、朝イチは手堅く活性の高いマダイやその他の魚を次々と取り込んでいく人、選手個人によって、戦略はさまざまです。

朝イチの時合が終われば、アタリは間遠くなりましたが、選手たちは誘いを掛けたり、エサのローテをしたり、ウキやズボ釣りを試したりと、あの手この手で、魚に口を使わせていきました。

この日の放流タイムは2回。10時(青物)と11時(マダイ)で、その直後には、やはり活性が上がります。

中には、前半だけで高得点の青物を4尾上げている人もいました。

そして、10時半に釣座を後半戦の釣座に移動。10時45分から後半戦が始まりました。

開始まもなく放流があり、このタイミングでも、アタリが連発。12時半まで熱戦が繰り広げられました。

終了の合図があり、検量が行われた結果、同得点が多発する大激戦。

最高29点の岡本佳奈さん、宮木徹氏の2人を筆頭に、ボーダーは24点というハイレベルな戦いの末、11月5日に家島の釣堀水宝で行われる、ファイナル進出者8人が決まりました。

ファイナル進出者

岡本 佳奈  29点

宮木 徹 29点

寺野 翔星 27点

中嶋 優 25点

乗本 修平 25点

柴田 豊和  24点

杉山 茂 24点

古野 康文 24点

(以上敬称略)※数字は得点

結果発表後には賞品が当たるジャンケン大会も

結果発表が終わると、イベントの最後にはジャンケン大会も行われました。

トモチンとジャンケンをして勝ち残った参加者たちには、じゃのひれの山形氏から賞品が手渡されたほか、ラストには、じゃのひれ釣友会の岩崎氏から、釣り堀の無料招待券も提供され、大いに盛り上がりました。

注目のファイナルは、11月5日(日)。

栄えある初代つり堀KINGの栄冠は、誰に輝くのでしょうか。

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