竹村勝則 プロフィール
大阪・貝塚 貝塚人工島
貝塚人工島の釣り場は、人工島の西南端にある。車は屋根付きの無料駐車場へ入れ、そこから歩いて5~10分で行ける。
駐車場から海へ出た所はテトラ帯だが、西南端は手スリがある。
手スリ越しに竿を出すが、足下はスリットになっているので、チヌ、グレ、根魚などが入っている。
サビキ釣りでは小アジとサバが釣れている。
カワハギは20cmぐらいまでがよく釣れている。
カワハギは際狙いでよいが、あまり際を狙いすぎると、根掛かりが多いので要注意。
ルアーや、釣ったアジをエサにしたノマセ釣りでは、青物が釣れている。
実釣当日、ルアーで40cmぐらいのサゴシが釣れていた。
ここは足場がよいので、ファミリーフィッシングにも好場だが、近くにトイレがないことだけが難点。
今回はカワハギを狙って出発
今年は残暑が厳しかったが、さすがに暑さも和らいできた。
波止釣りは秋の好期で、1年の中でも1番魚種が多く、何を釣ろうかと迷うほどである。
泉州沿岸では、秋めいてカワハギが釣れ出したので、貝塚人工島へ行ってみた。
駐車場に帰ってきた人に様子をうかがうと、「カワハギはよく釣れている」と言う。
プール前の西側は人が多いが、カワハギを釣り上げるシーンを何度も見たので、カーブ点より先へは行かないで、中間点の手スリが2重になっている所で、釣ることにした。
竿は手作りの1.75m、リールは片軸受けで、道糸はフロロ2号、仕かけは図のような2本針。カワハギがまだ小さいので、針は4号。下部にマキエを入れるプラカゴ(エサを入れやすいように口を広くし、エサが出やすいように穴を大きく、さらにオモリ5号を入れてある)を付ける。
カワハギはプラカゴなど気にしないようで、マキエが入っているので、むしろ寄ってくる。
サシエはアサリのムキ身を半分に切って使用。
好ポイントだったのか、1投目からアタリがあって、15cmぐらいのカワハギが釣れた。
それから数尾入れ食い。その後、アタリがあっても、針に掛からないこともあったが、これはエサ取り名人のカワハギだから、常のこと。
エサを取られたかなと思っていたら、手返しを早くすると、マキエが効いてカワハギの活性も上がって、釣れる。
12時半から14時半までで釣ったカワハギは、40数尾。サイズは13~19cmだった。
カワハギは釣り場全体で釣れており、サイズは前年ほど大きくはないが、今のところ数がよく釣れているので、オススメだ。
カワハギはマキエがなくても釣れるが、マキエがある方が1段とよく釣れる。マキエカゴは、サビキ用のカゴでもよい。
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