カワハギロッドに求められるのは、圧倒的な感度。
エサ取り名人とまで言われるカワハギのアタリを取るためには、目感度、手感度共に必要不可欠な要素。
ロッドにおける感度とは、皆さんご存知の通り「自重の軽さ」。軽量であればあるほど、魚信がクリアに手元や穂先に顕れます。
驚異の自重“54g”
さすがシマノ……。と、思わず唸らされるのがフラッグシップモデルの「ステファーノ リミテッド」。

出典:シマノ
自重はなんと、わずか“54g”(モデル:175)。
同レングスで、バットパワーの強い掛け調子モデルのMH175Aでも60gと、カワハギロッドの中ではトップクラスの軽さ。
「ステファーノ リミテッド」は、幾年もかけて導き出した新設計ブランクスと、進化したブランクス構造のスパイラルXコアとナノピッチの相乗効果で、かつてない軽さのロッドに。
ちなみに、このロッドがリリースされたのは、今から5年前の2018年。5年たった今でも、トップクラスの軽さを持つブランクス……。シマノの技術力の高さを再認識できるロッドですね。
「ステファーノ リミテッド」の特長は軽さだけではない。
まずは、手感度と目感度の双方を両立させつつ、感度の質を高次元に高めた「激短カーボンソリッド」。
さらに、カワハギ釣りの多彩で繊細な誘いに対応するために、操作性を突き詰めたリールシート「Xシートフロントトリガー」を搭載。
カワハギ釣りを突き詰めていくと、軽いロッドにたどり着くのは必然。なぜなら、この釣りにおいて軽さ=正義と言っても過言でないから。
競技的に突き詰めるもよし、さらに数を伸ばすためでもよし。
もっとカワハギを釣りたい釣り人は、1度触ってみて欲しい。そんなロッドです。
スペック
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) | 本体価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
175 | 1.75 | 1 | 174.7 | 54 | 1.2 | 20-40 | 298 | DOWNLOCK | 98.6 | 81,900円 |
攻めて掛けることはもちろん、聞きアワセ時の乗せ性能もかつてない次元に到達しました。硬さは言わばMパワー相当で、MH175Aと比較するとやや軟らかめの設定です。
品番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) | 本体価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MH175A | 1.75 | 1 | 174.7 | 60 | 1.2 | 20-40 | 298 | DOWNLOCK | 98.6 | 83,000円 |
ソリッド部の下から元部にかけて張りを持たせることで、速い釣りに適した掛け調子を実現。攻撃的オールラウンダーに。
シマノ公式「ステファーノ リミテッド」詳細ページはこちら