新たに解放された釣り場の詳細を公開!足場もよく、トイレと駐車場もあります

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

兵庫・南芦屋浜 南東端の釣り場

兵庫・南芦屋浜 南東端はこんな釣り場

南芦屋浜へは、国道42号の打出信号を曲がると浜風大橋、精道信号を曲がると潮風大橋に至り、橋を渡って南芦屋浜の南東端方面へ進むと、駐車場がある。

駐車場にトイレがあり、そこからスロープを降りて釣り場に行く。スロープは緩やかなので、車イスでも楽々通ることができる。

スロープを降りて右に行くとすぐにカーブ点で、その周辺が好ポイント。

そこから右は釣り場が南向きになり、太陽が正面から当たるので、偏光グラスが必須。その日の風向きにより、南向き、東向きの釣り場を選ぶとよい。

駐車場は8~19時となっている。

釣り場は広く、トイレもあるので家族連れにも好適。

今回はサヨリを狙って出発

兵庫の南芦屋浜は広大な埋め立て地である。

数年前の台風被害で、釣り場が立入禁止となっていたが、今年から釣り解放区と釣り禁止区域に分けて、オープンしている。

今回は南芦屋浜の南東端の釣り場へ出掛けた。

ここは駐車場のゲートが開くのが8時で、駐車時間は19時までとなっている。駐車料金は30分は無料だが、以降30分毎に100円。

午前8時前、駐車場入口には5、6台の車が入場待ちで並んでいた。

駐車場に入るとすぐにトイレがあり、その前のスロープを歩いていくと、広い真新しい釣り場で、水辺一体に手スリが付いている。

スロープを降りて右(西)へ100mほどの地点で釣ることにした。

ここは以前からサヨリ釣りは定評ありで、今年もよく釣れているようで、サヨリ釣りの常連さんが右隣へ入った。

1投目からサヨリをゲット!

1投目からウキの周りでサヨリのモジリが出る。3投目にはパシャッとサヨリが跳ねる。すぐに合わせると、バッチリ針掛かり。

サヨリは元気者なので、針に掛かると右に左に走り回る。中にはテールウォークするサヨリもいる。とにかくキラキラ、ピチピチ元気が取り柄の魚である。

サシエにはイカの塩辛を小さく細く切ったものと、サシアミを持参して、比べてみた。

食いはサシアミの方がよいが、柔らかいのでアタリが分からないうちに取られることがよくある。

その点、イカは食いがやや劣るが、エサ持ちはよく、1つのエサで数尾釣れる。総合点ではイカエサに軍配が上がる。

タナはアタリウキから針まで約30cm。

仕かけの投入点は、そんなに遠投しなくてもよく、20m前後でよかった。

サヨリのサイズは20~24、25cmと言ったところで、3時間ほどで50尾ほどの釣果だった。

右隣の人もサヨリをよく釣っており、エサはスルメイカの切り身を使っていた。

「イカはそのままだと切りにくいが、冷凍すると硬くなって切りやすいので、小さく切れる」とのこと。

アタリウキは自作の反転ウキ(発泡の直径18mmほどで、下部が赤色)。アタリがくると下部の赤色が上になり、よく分かる。さすがサヨリ釣りのベテランである。

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