春本番に向かってまいりました。春よ~♪遠き春よ~って待ち焦がれていたのは松◯谷由実さんだけではなく、釣り人もきっとそう。
そんな春の訪れを告げる「春告魚」の代表的な一つとして挙げられるのがメバル。メバルといえばクロメバル(標準和名でいうところのクロメバル、シロメバル、アカメバルの総称)がメジャー。
そんなメバルの名を持ち、知名度的にはもしかしたらマイナーかもしれないながら、釣り応えや食味ならメジャーに昇格してもおかしくないのが「オキメバル」。
卵胎生のオキメバル
オキメバルはクロメバルに対してやや沖、少し深い所がポイントとなる、オレンジがかった体色が特徴のメバルの総称(標準和名ウスメバル、トゴットメバルなど)。3月ごろから多くの場所でスタートすることが多い(太平洋側の開始が早い所では1月くらいから)。煮付けにすればプリッとしてウマし、刺身もほんのり甘みが乗ってウマし。何にしてもウマし。干物もサイコー!
サクッ!かつ濃厚!!「卵の唐揚げ」レシピ

必ずや揚げたてを冷めないうちにね!
そして卵胎生(卵を生む)の魚ですが、この卵もウマし…。オキメバルよ、すまぬ。その卵食べさせておくれ。というわけで、「オキメバルの卵の唐揚げ」を紹介します。
材料はオキメバルの卵/片栗粉/油のみです。
オキメバルの中の卵を取り出します。腹を切る時に卵が傷つかないよう注意。流水でソフトに優しく表面を洗います。潰さないよう注意。キッチンペーパーで水気をしっかり切ります(←ココ大事)
片栗粉を適量まぶしたら、余計な粉を落とし、180度の油の中へ飛び込ませましょう。色の変化を見逃さず、キツネ色になったら取り出します。出来上がり☆
食べる時はアツアツを食べてください。冷めてしまうと卵が固く感じられて食感がダウン。レモン汁などをかけてサッパリ頂くのもイイですね。
金色の卵、サクサクフワフワで濃厚な卵、ほら魚卵、じゃなかった、ほらご覧。春本番はもうすぐだ。
オキメバルよ、卵まで食べてしまった罪深きワタシを許しておくれ。