昨年からのシーズンは3月頃にシーズンを終えた大阪湾の船タチウオ。
7月を前に少し反応が出始めたのか、タチウオの調査便で出る船宿が出始めました。
この調査便の結果次第では、今年も7月頃から船タチウオが楽しめそうです。
シーズン前にタチウオ釣りの準備はしっかりできているでしょうか?
昨シーズンは7対3ロッドなどが活躍しましたが、今年のパターンはどうなるのか? 今のところはまだ分かりませんが、しっかり準備はしておきましょう。
それでは釣り方などをおさらいしておきましょう。
ロッドは専用竿がオススメ
タチウオロッドは各社から出ていますが、人気は8対2調子のロッドなどです。
近年は積極的に誘いを掛ける釣り方が人気なので、先調子のロッドでキビキビとテンヤを動かすためです。
リールは電動リールが回収も楽チンでオススメ。
例年、神戸沖からスタートするのですが、水深は80mぐらいまでなので、PE2号を200m巻ける小型電動リールがよいですよ。
タチウオは歯が鋭いので、PEライン直結だと切られてしまう可能性が高いです。なので、必ずリーダーを結びましょう。
リーダーはフロロ8~12号を60cmほど取っておくとよいですよ。
ひと昔前はワイヤーリーダーなどが多かったですが、最近は禁止している船宿が多いので要注意です。
テンヤは大阪湾エリアでは40号、もしくは50号を使用することが多いので、事前に船宿に確認しておいた方がよいですよ。
誘いはタダ巻きからジャーク系の激しい誘いまでさまざま、活性に応じて使い分けよう

小型の活性が高ければ、あえて誘いのテンポを落とすことも有効
タチウオを狙う際に非常に大事になってくるのが誘いの使い分け。
活性が高い時はジャーク系の誘いでガンガンアタってきますが、活性が低ければリール2回転にステイを入れるストップ&ゴーや、ゆっくり巻いていくだけのタダ巻きに反応がよい日も多いです。
基本の釣り方は以下の動画で確認しておくとわかりやすいですよ。
また、タチウオの醍醐味であるドラゴンと呼ばれるような大型は警戒心が強く、ジャーク系に小型が先に反応してしまう場面も多々あります。
そんな時もやはり、誘いのテンポを落として小型のアタリを無視すると大型が食いついてくることも多いですよ。
昨シーズン、タチウオキングバトル2017優勝の辻氏と、イカ先生こと富所氏が高活性のタチウオを攻略した動画と、シマノフィールドテスターの立野氏とイカ先生がタチウオを攻略した動画を紹介しておきますね。
エサは基本はイワシを使うことが多く、高活性時はエサ持ち重視でサンマの切り身が◎
エサは基本的に船宿で配られるイワシを使用することが多いです。
付けるときはイワシが真っ直ぐになるように付けることがコツです。
エサの付け方を紹介した動画は以下の通りです。

活性が高い時はエサ持ちを重視して画像下のようにサンマもアリ
活性が高い時はイワシエサでは1尾を掛けるまでにボロボロにされることもあります。
なので、サンマを塩などで締めることでエサ持ちをよくすると、よいことが多いですよ。
締める際のオススメアイテムを紹介した記事を紹介しておきますね。
ただし、サンマエサの場合は潮受けなどがかわってしまうので、使用を禁止している船宿もあるので事前の確認が必要ですよ。
さぁ、今年も開幕を控えたテンヤタチウオを楽しむために準備をしっかりしておきましょう。