「手軽に美味しい魚を釣りたい!」、そんな人にオススメするのが、大阪市内からおよそ1時間半ほどで行くことができる、和歌山・加太沖の五目釣り。
今回は、加太港の金比羅丸に乗船。アジやガシラなどが狙える、胴突き仕かけの釣りを楽しんできた。
大型アジ、ガシラ釣りが楽しめる、和歌山・加太の船釣り
3月8日、朝イチに出船した金比羅丸は、30分ほどの航程で、タクラ沖の水深30mで釣りを開始した。
「水深は30m、魚礁があるので根掛かりに注意してよ」と、船長がアナウンス。ここ最近は、水温が低下して、アジの活性も下がっており、難しい状況が続いているらしい。
しかし、そんな不安を払拭するかのように、ベテランにヒット。アジにしては強い引き込みで、大型の予感。
アジを狙う時は73、64調子の軟らかい竿がグッド
海面に上がってきたのは、体高バツグンの大型アジ。測ってみると42cmの”鬼アジ”と呼ぶに相応しい大きさだ。
40cmオーバーのアジが続々登場!
食いがよいとは言い難いが、それでも次々とヒットし、口切れでのバラシもあったが、釣れたら大型ばかりで、およそ1時間ほどの時合で、40cmオーバーが船中で7尾上がった。
ガシラ釣りを楽しむ
アジの食いが止まったので、その後はポイントを大きく移動して、岩礁帯でガシラ釣り。
根掛かりに注意しながら底をトントンと誘うと、ポツポツとガシラが上がり、こちらはよい人10尾程度だった。
今は、水温が低く、テクニカルな状況だが、これから本格的な春の訪れとともに、魚の活性も上がり、アジにガシラ、マダイに小ダイなど、美味な魚が期待できる。
金比羅丸は仕かけやオモリの販売もしている
金比羅丸では、エサが付いているほか、仕かけやオモリの販売も船でしているので、タックルだけ用意しておけばよいのも嬉しいところ。
ベテランはもちろんだが、船釣りをやってみたいと思っている人にもオススメの釣りだ。

▲温厚で優しい金比羅丸の船長