初夏の訪れとともに海水温も日に日に上昇し、海の中の活性も上がってくる季節。
日本海の若狭湾では、マダイ、青物、イサギと釣果が上向く好シーズンです。
例年GW明けから乗っ込みのマダイが本格化する京都府冠島周辺では、まだ本格化とまでは行かないものの、良型、大型のマダイと青物や、ジャンボイサギが完全フカセ釣りで上がり始めています。
各魚が活発化するこれからは完全フカセ釣りが有利
マダイや青物など本命の活性が上がるにつれて、活発化するのはエサ取りも同じです。となると、これからはエサ取り対策も必須になる季節。
マキエで魚礁から離れた場所へ本命を寄せる、あるいはタナを浮かせてエサ取りをかわす、完全フカセ釣りが有効になってきます。
西舞鶴・高野川左岸から出船しているV7では、このところは冠島周辺へ完全フカセ釣りをメインに出船中。仕かけを潮に流していくフカセ釣りだけに海況が釣果を左右しますが、条件がよい日には好釣果が上がり始めています。
GW以降の目立った釣果をピックアップしてみると↓
マダイ60~75cm5尾と50~58cm10尾に35~45cm3尾とブリ90cmに75cmとヒラマサ70cm3尾にイサギ35~45cm12尾とアジ35~45cm15尾にアマダイ45cmとウマヅラハギ30~40cm多数。
マダイ35~92cm15尾とメジロ70cmにアマダイ40cm少々とアジ30~42cm多数。
マダイ35~65cm9尾とヒラマサ65cmに60cmとグレ40~50cm3尾にイサギ30~44cm10尾とチダイ25~35cm7尾にアコウ40cmと30cmにウマヅラハギ多数。
マダイ30~75cm3尾とイサギ35~45cm13尾にチダイ30~35cm7尾とガシラ20~30cm5尾にイトヨリ35cm少々とウマヅラハギ多数。
マダイは良型や大型まじりで上がっているほか、ヒラマサやメジロなどの青物に型のよいイサギなどもよくまじって釣果もよく、面白くなってきました。
フカセ釣りは、フロロカーボンラインに吹き流し仕かけを付けるだけの超シンプルな仕かけで、マキエとサシエを同調させるのがキモの釣りですが、流す目安などはその都度、船長がアドバイスしてくれるのでタックルと仕かけを用意しておけば、ビギナーでも意外と簡単にできます。

▲V7でのフカセ釣りの基本的な仕かけ
また、V7ではレンタルタックルや仕かけも船内に完備しているので、手ぶらで釣行できるのも嬉しいポイントです。
そろそろ第一陣が到来して、乗っ込みが本格化してきそうなマダイをはじめ、初夏が旬のイサギやヒラマサなども狙える冠島周辺の完全フカセ釣りに、チャレンジしてみてはどうでしょうか?
アナタの釣行するタイミングが、本格化したXデーに当たるかもしれませんよ。