【一時は入れ乗り状態に!】数もサイズも今シーズンは、かなり期待できそうだ

寄稿:武田卓也

武田 卓也(たけだ たくや) プロフィール

ちょっとしたことで釣果に差が付く船タコ釣りにハマって約9年。シーズンには足繁くフィールドに通う、淡路島在住のアングラー。船タコの得意なスタイルはチョイ投げでのリフト&ステイ。カワハギ釣りにも精通

今シーズンは、手ごたえアリ!?

5月11日、淡路島・室津の栄真丸にタコ釣りに行ってきました!

この日は大潮後の中潮2日目です。淡路島側は、転流が2回ある、よい潮回りです。

6時に出船して、ポイントに向かいます。ポイントに到着すると。、すでにタコ釣りの大船団になっています。

これはもしかして、結構釣れている? と期待を胸に、仕かけを船下に落としました。

まずは、船下のタコを確認してみましょう。着底後、小さめに誘いを入れると、早速タコが乗ってきたのが分かり、少し間を作り、ロッドを下げ、糸フケを取り、一気に合わせる!

すると、ズン! と重みが乗る、この瞬間が気持ちイイ!

後はゴリ巻きで、上がってきたのは小ぶりですが、1パイ目が釣れました。

2投目はキャストして狙ってみます。キャストもそれほど距離を出すのではなく、自分の仕かけをコントロールできる範囲に投げ、着底後、小刻みに誘いを入れ、アタリがなかったら止める。

止めた時に乗っていないかの確認で、少しラインにテンションを入れて、ロッドで聞いてみます。乗りを感じなかったら、ロッドをシャクり、ルアーを跳ね上げてフォールを入れ、着底後にまた誘います。

上から落ちてくる物に反応

すると、着底後の誘いの動作で、すぐ乗ってきました。

おそらく、上から落ちてくる物に反応している感じです。タコ自体の動きも前週と比べて明らかによいので、掛けやすくてポンポン釣れます。ほぼ入れ乗り状態でした。

1時間ほどして、あまりに釣れてしまうので、船長は大きいサイズを狙いに、ポイントを移動しました。

淡路島の浅場と深場で、よいサイズのタコを求めて流します。ミヨシの方では1kgオーバーと2kgオーバーのタコが釣れたらしく、船中で盛り上がりましたが、私には大きいのは釣れず、残念。

時間も残り1時間に。船は朝のポイントに舵を切り、最後にもう少し数釣りを楽しみに向かいました。

ポイントに到着すると、朝から狙っていた船がずっといたみたいで、結構な数も釣られてしまって、もう釣れなくなっているかなと思いましたが、まだ釣れる!

今年のタコはかなり楽しめそうな感じですね。

この日、よく釣れたルアーは、デビルクラッカーライト。黄色と緑のカラーでよく釣れました。途中、ピンク色も織りまぜて、活性を確認しながら釣りをするのも、有効だと思います。

最後に、今シーズンからエサ付けが禁止になっています。今までエサを付けることでルアーのカラー+エサのカラーで誘うことができましたが、今年からはカラーも少なくなっていると考え、オモリの色も、ルアーの色とのバランスを考えるのも、1つの釣果アップのポイントになるかもしれませんね。

タコ釣りの定番ルアーの1つ、ワームがお気に入り

タコ釣りは、以前はテンヤやタコエギが流行り、最近ではワームなどもタコ釣りのアイテムとして定番に加わり、釣り人の選択肢が増え、釣りに行く前からの楽しみも増えましたね。

そんな中でも、私の1番のお気に入りは、デビルクラッカーライトです。このワームを使いこなせるようになってから、タコの釣り方がかわりました。

このルアーで釣らせることを得意とする船長の船で、いろいろと教えていただき、ワームでのタコ釣りを人並みにできるようになりました。

現在ではタコーレソフトや蛸家玉三郎など、いろいろなメーカーからも発売されています。釣具店で、どれをゲットしようかと、悩む日が続いています…。

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