絶好調の明石の船タコ釣り、6月13日に現場調査に行ってきました!

2024年は兵庫・明石のマダコ狙いが好調! 5月1日から解禁となった、超が付くほど人気のターゲット・マダコですが、本調子でなかった2022年、2023年を経て、今年はいったいどうなるやら…の心配をよそに、よい感じで釣れ続いています!

その現状を確かめるべく、6月13日、兵庫・明石の名田屋乗合船へ、船タコ釣りの取材へ行ってきました。

大型船3隻を所有する名田屋乗合船

名田屋乗合船の詳しい情報を見る

早朝4時頃。すでに集合場所の乗船場前には人だかりが。この日、名田屋乗合船の大型船3隻は全てほぼ満席。船タコ釣りの人気が伺えます。
釣座は予約順。女将さんに名前を呼ばれたらら、指定された船に乗り、好きな釣座を選ぶシステムです。

名田屋乗合船の女将さん

記者は名田秀行船長の操船する船に乗船し、5時に出船しました。
まず第1ポイントは、出船してから約10分ほど東二見の沖合。水深は6―8mと浅いポイントでした。
「さぁ、やろかー」と、船長のアナウンスとともに、一斉に仕かけを投入。5分ほどして、船中第1号は300gほどのマダコが上がりました。その後、同サイズがポツポツとヒットし始め、船中が活気付きます。

当日の潮は小潮。ゆっくりと下げていく潮で、船長によると、よい時間帯は9―11時とのこと。それでも、朝からコンスタントにマダコがヒットし、皆さん順調にマダコを確保。

コンスタントに釣り上げていた松山氏

前半はサイズが300―600gが多い印象でしたが、中でも100―200gの小型の活性も高く、元気にタコエギに乗っていました。
100gまでの小型はリリースが決められていますが、食べ頃サイズをキープして、積極的にリリースされる人も多い印象でした。今後もマダコが釣れるように、資源保護に協力していきたいですね。

小ダコのリリースにご協力、お願いします!

日差しも強くなってきた9時頃、ポイントを移動。次は水深23m。
すると、開始早々いきなりヒット! 活性が高いポイントのようで、次々と竿が曲がっていきます。
この時点で、すでに10パイは達成している人も多かったのですが、比較的潮が速いポイントからか、オマツリも多発。
オマツリはお互い声を掛け合って、気持ちよく対応しましょう。

タコ釣りが大好きな常連の諸田さん。過去に50パイ以上釣り上げた経験もあり、腕は確か

そして、この頃から良型も掛かるようになり、船中で「タモお願い!」と記者に声が掛かるようになり、大忙し。2kgを超えるような特大サイズは出ませんでしたが、1.5kgまでの良型が次々と取り込まれて、皆さん笑顔。

良型の1.5kgを釣り上げて笑顔の釣り人

10時になり、再びポイント移動。水深50mの深場へ。ここでも大小が釣れて、12時の納竿時間まで、あっという間。
記者が乗船した船での竿頭は20パイで、ほかの船では30パイとのことでした。ツ抜けは多数で、お土産は十分!

諸田さんの最終釣果は、合計5.1kg!

好釣果が続いている今がチャンス。船長によると、「これからサイズもよくなってきて、ベストシーズン」とのことなので、ぜひ! 今年は楽しめることウケアイですよ!

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