近隣にパーキングがある釣り場を紹介! 今が旬のキスが狙えます

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

和歌山・和歌浦港

和歌山・和歌浦港はこんな釣り場

マリーナの波止は、和歌浦港の東になる場所で、片男波海岸の付け根から出ている。車は1番奥の駐車場(1日400円)へ入れると、釣り場に近い。

キスは波止の外側で釣るが、ステ石がかなり前方まで入っているので、根掛かりに要注意。

カーブ点手前の前方にあるテトラとの間を狙いたいところだが、ここは手前にステ石があり、前方には海藻が生えているので根掛かりする。前方にあるテトラと海藻の切れ目辺りを遠投で狙うとよいかも。

波止外側のサビキ釣りでは、当日は豆アジが釣れていた。ここでのサビキ釣りは、ステ石がかなり前まであるので、竿下は釣れないのでウキ釣りになる。

この波止はチヌの紀州釣りの好ポイントだけに、当日も昼頃から1人だけだが、釣りに来ていた。

今回はキスを狙って出発

6月上旬の大阪湾沿岸では、キスの便りがまだ聞かれないようだが、和歌山市沿岸ではキスが釣れ出している。

投げ釣りで狙うキスは、あの長い道糸を通して竿先にくる明確なコツコツとくるアタリと、パールピンクの魚体が美しい。

今年初のキス釣りに、和歌山市の和歌浦港のマリーナ波止へ行った。

この波止は、海水浴場でもある片男波海岸から、くの字型に伸びている釣り場。

波止中間のカーブ付近から、先端方面の風景

8時過ぎ頃から、まずカーブ点で投げてみた。エサは石ゴカイを半分に切って刺した。70~80mほど投げて、ゆっくり引いてくると、50m付近でコツコツとアタリがきた。

1投目からアタリがくるとは、これは期待できる。

上がってきたのは13、14cmのキス。小さくても、魚体はパールピンクでキレイ。

2投目もほぼ同じ地点でアタリがあり、小型キスとイトヒキハゼのダブル。

釣り始めは好調だったが、その後はポツリポツリで、次第にアタリが遠くなった。

そこで、波止の先端方向へ行く。場所をかわると、1投目は釣れるのだが、その後が続かない。

そこで仕掛けが根掛かりで切れたのを機に、竿はルアーロッドの2.4m、リールはスピニングの4000番、天ビンオモリの小型に取りかえた。

この仕掛けでも40~50mは投げられる。風も少し強くなったが、追い風なので投げやすい。

仕掛けが軽くなったのがよかったのか、アタリが続くようになった。しかし、釣れるのは1尾ずつで、小型のガッチョも時々まじるようになった。

波止のカーブ点から先端まで探り歩いたところ、先端のミオ筋付近と、波止の中ほど辺りがキスのアタリが1番多かった。

この日は昼前まで釣って、キスは15尾。サイズは12~14cmと、小型が主体だった。

片男波海水浴場の方でも投げ釣りの人がいたので、ここでもキスは釣れているものと思われた。

キス釣りはこれからが本番なので楽しめるだろう。

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