駐車場があり、アクセス抜群の釣り場を紹介! 堤防外側は砂地でキスが狙えるゾ

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

大阪・泉南 尾崎漁港はこんな釣り場

ここは漁港に入った所に駐車場(1日500円)がある。

駐車場から奥へ歩いて、突き当たりを右へ進むと、すぐに1段高くなった波止へ上がるハシゴがある。波止先端手前のフェンス際には階段があるが、波止へは、やや上がり辛い。

釣り場となるのは、波止の外側一帯がテトラ帯で、このテトラは大きくはないので、何とか歩けるが、不規則に入っているので足元には要注意。どちらかと言えば、足腰が丈夫な人向きの釣り場。

車釣行のほかは、南海電車の尾崎駅下車で、徒歩20分ほどで漁港へ。

エギングロッドでライトな仕掛けでチャレンジ

大阪湾沿岸でも、夏の魚「キス」が釣れるようになってきた。そこで6月20日、手軽な投げ竿1本を持って、泉南の尾崎漁港へ出掛けた。

以前はキス釣りの常連さんを見掛けたが、当日は昼前とあってか、釣り人は誰もいない。

先端近くに立ち入り禁止の柵がある

ここの釣り場は、港を囲う外波止だが、好場である波止の先端部が立入禁止なのと、波止外側一帯にテトラが入っていて、足場が悪いので、常連さん以外はあまり釣りに来ない。

しかし、この付近は昔から海底が砂地なので、キス、ガッチョなどが多い所。「多い」と言っても、今は昔ほどは釣れないが…。それでも、シーズンになればキスがやってくるので、毎年何回かは竿を出す。

当日、竿を出したのは11時頃から。大潮回りで、間もなく干潮となる、どちらかと言えば、あまりよくない時間帯。

立入禁止フェンスの手前で釣ることにする。この付近は波止のカーブ点であり、潮の変化がありそうな場所だからだ。

足場はよくないテトラで、テトラにはまだワカメなどの海藻が付いている。しかし、その前方は砂地なのが、よく分かる。

ここは超遠投しなくてもキスが釣れる所なので、むしろ手軽なルアーロッドなどの軽い仕かけで釣る方がよい。

当日はエギングロッドの2.4m、リールはスピニングの3500番、道糸はPE1号、リーダーはフロロ3号を2m、天ビンオモリ5、6号に針は白狐2号の4本針。エサは石ゴカイを半分に切って付けた。このような軽い仕かけでも、30~40mは楽に投げられるので、まずは右斜め前方へ投入。

1投目はアタリなしだったが、2投目にキスらしいアタリで上がってきたのは、10cmほどの小型キスが1尾。その後は小アタリだけで、エサはキレイに取られている。これはフグの仕業である。

今度は正面に投げてみた。ここでも小アタリはあるが、フグが多い。次は左斜め前方へ力一杯投げてみた。飛距離はおよそ50mほどか。

30mほど引いてきた時、コンコンと大きなアタリがあった。爽快なアタリはキスだ。上がってきたのは15cmほどのキス。

キスポイントが分かったので、同じ所を攻めると、竿先にコンコン、コンコンと連続するアタリがきた。それはキスのダブルで、15cmと13cmが上がってきた。ダブルでキスが釣れたのは1回だけだが、その後はポツリポツリ。キスのほかには、ガッチョとフグが数尾釣れた。

その後は14時頃まで場所を2カ所変わって、キスをポツポツと追加した。当日は潮が1番よくない時間帯の釣りで、キスは13尾(10~15cm)。

早朝から竿を出していれば、もっと釣れていただろうと思われる。

※この記事は2024年7月に作成した記事です。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。

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