近年、大流行中のイカメタル・オモリグと言う釣り。
メインとなるターゲットは「ケンサキイカ」で、ねっとりとした甘味が強く、刺身はモチロン、煮ても焼いても超美味!
ケンサキイカと聞いたことがない人でも、「呼子(よぶこ)イカ」や「須佐男命(すさみこと)イカ」など、ブランドイカの名前は聞いたことがある人も多いのでは?
…で、このイカメタル・オモリグではそんなケンサキイカが、イイ時だと1人で何十パイ、下手すりゃ100パイ釣れることもある、と言う夢の釣りなのです。
さて、そんなオイシイ釣りの基礎の基礎を、釣り人なら知らない人はいないスーパーアングラー、メジャークラフトのヒロセマンこと広瀬達樹さんに、実釣を交えて必要なモノからタックル選び、誘い方など徹底取材!

広瀬達樹(ひろせたつき) プロフィール
題して『教えてヒロセマン!』
第1弾はイカメタル・オモリグの「基本のき」!
シーズンはいつから楽しめる?
ヒロセマン「場所によって変わりますが、大体5月の終盤から10月頃までがハイシーズンです。で、この釣りの魅力の1つでもあるのですが、夕方出船して夜釣りで楽しめるんです。暗くなってきたら集魚灯を炊いてからが本番。船の灯りでイカを寄せて釣るので、夏でも夕涼みをしながら楽しめます。『大人の夜遊び』なんて言われたりもしますね」
イカメタル・オモリグって難しい?
ヒロセマン「イカメタル・オモリグは、仕掛けのセッティングもそうですが、釣り自体も非常にカンタンです! むしろ、ビギナーさんでも釣れる確率が高いので、興味があるアングラーは積極的にチャレンジしてほしい釣りですね。ハマってくると、小さなアタリを掛けていくテクニカルな部分も見えてきて、沼にハマってしまうほど面白い!」
2つの釣りはどう違うの?
ヒロセマン「先ほど紹介したように、イカメタル、オモリグはどちらも同じイカを狙う釣りなのですが、ロッドも仕掛けもガラっと変わります。
仕掛け自体はシンプル。イカメタルであればドロッパー(エギ、浮きスッテ)+鉛スッテ、オモリグであればシンカー+オモリグエギのみと、必要なアイテムはそこまで多くないので簡単にセッティング可能。仕掛け作りが不安な方も、パッケージから取り出してメインラインに繋げるだけの「ビッグアイ イカメタルリーダー」があるのでご安心を。

△オールインワンなので安心
次に、釣り方の違いを簡単に説明すると、イカメタルは基本的には真下に仕掛けを落として、浅いタナ(水深)から深いタナまで広く誘えるので数釣りに向いています。一方のオモリグは少しキャストをして、底中心に誘っていきます。警戒心の高い“大剣”と呼ばれる胴長40cmを超す大きなイカを釣っていくのに向いています。数釣りのイカメタル、大型狙いのオモリグと一般的に言われていますね」

△各釣法の水中イメージ
必要なアイテムは?
ヒロセマンが教えてくれたイカメタル、オモリグに必要なアイテムは以下の通り。
■タックル
ロッド:イカメタル専用ロッド(6.3~7ft台)
リール:ロッドに合わせて小~中型スピニングリール(2500~3000番)、もしくはカウンター付きベイトリール
仕掛け:イカメタル専用仕掛け、ドロッパー(浮きスッテ、エギ)、鉛スッテ
■ライン
道糸:PE0.6~0.8号
リーダー:フロロカーボン3~4号(12~16lb)
■タックル
ロッド:オモリグ専用ロッド(6.3~7ft台)
リール:小~中型スピニングリール(2500~3000番)
仕掛け:オモリグ専用仕掛け、オモリグシンカー、オモリグエギ
■ライン
道糸:PE0.6~0.8号
リーダー:フロロカーボン3~4号(12~16lb)
ヒロセマン曰くタックル選び、特にロッドが超重要で、トータルバランスを支えているロッドのチョイスを誤ってしまうと釣果に伸び悩んでしまう可能性が高いのだとか…。
次回はタックルセッティングを深堀り!
まずは「基本のき」と言うことで、イカメタル・オモリグの魅力、必要なアイテムについて紹介しました!
次はいよいよ本格的に始めたい人、もしくは始めたばかりの人も知りたい「ベストなタックルセッティング」について紹介するので、次回の更新をお楽しみに!
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イカメタル・オモリグを始めたばかりの人に向けたレクチャー動画となっているので、お見逃しなく。