美味な明石の船タコをタン能
日本標準時の子午線で有名な兵庫県・明石。関西でも指折りの好漁場で、明石のマダイやタコと言えば、全国的にも美味しいと評価が高い。

▲美味な明石のマダコ
マダコは季節限定だが、手軽に船釣りで狙えるので食味と相まって人気が高い。
今回はつりそく船釣りクラブのメンバー23人で、兵庫・明石の魚英に乗船。明石の名物「船タコ」を楽しんできた。

▲つりそく船釣りクラブのメンバー23人が参加
当日は5時に出船。最初のポイントは30分ほど船を走らせて、水深30m前後に到着した。

▲明石の魚英
船長の合図で仕かけを投入するが、潮が速く、オマツリが多発して釣り辛い状況だ。
しばらくはアタリがでず、今日は厳しいかも…と、思っていたが、ポツポツとマダコが釣れ始めた。船中ファーストヒットはつりそく船釣りクラブの壷井さんだ。
さらに、左舷前寄りの胴の間に釣座を構えていた能丸氏が良型を釣り上げた。
この頃から、船中のどこかでヒットし、船の上にマダコが続々と上がる。潮がわりからは、火が付いたようにヒットが続いた。
大きくポイントを移動して、港から5分ほどの水深15m前後で釣りを始める。
ここは、アタリこそ多くはないものの、釣れればサイズがよく、まずは十川氏が当日最大級となる1kgオーバー。
柿本さんもそれに続いて良型を釣り上げた。
納竿してみれば、十川氏が25ハイ、大野氏が23バイと、差はあるものの、2ケタ釣果の人もいて、天候もよく、笑顔で幕を閉じることができた釣行会となった。
竿頭の十川氏に話を聞くと、「活性がそこまで高くない時は、ずっとエギを引きずるのではなく、定期的に竿を大きく上下してエギを飛ばすことがよかった」とのこと。
今期のマダコは例年に比べて状況がよく、2ケタ釣果も十分期待できる。また、大型もコンスタントに上がっているようだ。
タコのアタリの取り方は少し難しいが、慣れてくればビギナーでも十分に楽しむことができる。
好釣果が出ている、明石沖。美味しいブランドのマダコを釣るために、ぜひ行ってみてはいかがだろうか?