秋の新子イカの気配あり!! イカメタルの秋シーズンはケンサキイカが“浅ダナ”で釣れます

9月に入っていきなり台風の到来もありましたが、海の中はそろそろ秋モード。

日本海・敦賀沖では、ケンサキイカを狙うイカメタルが好シーズンですが、秋の新子イカが釣れ出しており、ジワジワとその気配が濃くなってきたようです。

テクニカルながらも、釣る人は釣る、よい人20パイ超

色浜の竹宝丸では、連日イカメタルのケンサキイカ狙いに出船中ですが、まだ日ムラはあるものの台風のシケ後からは、その釣果が上向き気配。よい人は20~30パイと十分な土産を確保しています。

浅ダナ狙いが秋イカのキモ

例年に漏れず、今夏も猛暑が続いていたため、水温もそれに比例するように高めで推移したようで、イカの釣れるタナも深めが多かったものの、秋イカのパターンでベイトのタナが浮き、それに合わせてイカのタナも浅くなってきています。

現在釣れているタナは、20~30mがメイン。夏の底付近(70~100m)や、浅くても水深40~50mという中層に比べると、かなりの浅ダナが中心になってきています。

竹腰船長に聞けば、「風が吹いてもっと水温が下がれば、さらにベイトが浮くので、浅ダナで手返しよく釣れる」そうで、浅い時は5~10mほどで釣れるのだとか。

タナが浅ければ浅いほど、手返しもよくなるので、「秋イカは数釣りができる」というのも頷けます。

ヒットパターンは「動と静のメリハリ」、ロングステイも効果的

まだ現在はややテクニカルで、パターンを掴めば、釣る人は釣ると言う具合だそうですが、最近のよく釣っている人の釣りを見ていれば、特長があるそうです。

それは、「しっかり目に動かして、ロングステイ」。

イカが回ってきた時に、タナでしっかり見せて仕かけを止められているかがキモのようで、ステイは10~20秒、あるいはそれ以上止めてからアタるということも多いようです。

仕かけは、ベイトがまだ小さなイワシのようで、エギは1.8~2号のシルエットの小さなものがよいそう。カラーはハイアピールのグロー系よりも、赤緑や黒などのシルエット系が当たりカラーとのことです。

胴長15cm前後の秋の新子イカの到来。

大きな群れが入れば、一気に数も上向いてくるかもしれませんよ。

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