【追い抜群!!】琵琶湖に注ぐ好河川で追い抜群のアユ釣りを満喫

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

琵琶湖に注ぐ、アユの川は数多くあるが、愛知川もそのひとつ。

愛知川は上流と下流の漁協があるが、今日は下流へ、彦根のアユ釣りのベテランである、北川正徳氏の案内で釣行した。

本流と支流、そして渋川の合流点にある、愛知川漁協(☎050・5801・7897)にオトリがあったので、購入。

9時頃に、漁協から少し下流に架かる紅葉橋のすぐ上流へ右岸から入った。

紅葉橋上流は、村山組合長が川相自慢をするだけあって、川底には大小の石がびっしりと詰まるように入っており、石があちこち水面上に頭を出し、流れが変化に富み、この川1番の好瀬である。

水面上に出ている石には、良型アユのハミ跡があちこちに残っている。

アユの気配はムンムンなのに、どういう訳か釣れたのは12、13cmのアユ3尾と15、16cmが3尾のトホホな成績。

北川氏の午前中の釣果。28㌢のアマゴもまじった

北川氏はさらに上流まで行って、13~18cmのアユを10尾ほどと、幅広の見事なアマゴ(28cm)を1尾釣ってきた。

午後は5kmほど下流の小倉の送電線下へ行った。

ここは川原まで車が入れる便利な所で、すぐ前に流れが少し挟まった早瀬と、上流に長い瀬が見えた。

北川氏は早瀬を筆者に譲って、上流の瀬へ行った。

ここは早瀬だけあって、青ゴケは付いていない。

石が光っているように見える。流れが速い石裏の白泡の中へオトリを引き入れると、すぐにコン、ギュイーン。

朝と違って追い気が活発になったのか、場所のせいか。

5mほどの範囲で何と入れ掛かり10連発。

北川氏は上流でコンスタントにアユを掛けてきた

その後、その周辺でポツポツと5尾釣れた。北川氏は15~17cmまじりで10数尾掛けてきた。

夕方は水源寺ダム上流の如来堂エン堤(上下流漁協境界)下流の愛知崖(釣り場名)友釣り専用区へ行ってみた。

釣り場の範囲は短いが、水はキレイで瀬と淵があり、アユは200kgほど放流してある。

如来堂エン堤とその下流、愛知崖の2カ所、道路から川へ降りられる。

当日は愛知崖の階段を降り、その瀬で釣ってみた。竿を出して、1時間もせぬ間に雨と頭上で雷鳴がとどろいたので、2人とも、4尾釣っただけで納竿した。

当日の北川氏の釣果

当日の釣果は北川氏27、28尾、筆者は25尾。アユのサイズは12~20cm。

日券2000円、年券8000円。オトリは漁協で。

投網、玉網、引掛けの解禁は8月10日から9月30日まで。友釣り、エサ釣り、毛針釣りも9月30日まで。

村山組合長の話では「毎年8月後半から9月の友釣りが面白い」と言う。

名人北川氏のタックルは以下の通り

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