ダイワのロッドに採用されているカーボンソリッドの「メガトップ」。強度、手感度、目感度に優れており、アングラーにとって魅力的な性能ですが、そのさらに上。
高耐久、高感度、高反発の新素材「メガトップR」が「瞬鋭カワハギ EX」に採用されているとのこと。
今回は、その穂先にフォーカスして「瞬鋭カワハギ EX」の紹介をしていきたいと思います。
瞬鋭カワハギ EX

出典:ダイワ
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
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瞬鋭カワハギ EX S-172 | 1.72 | 1 | 172 | 49 | 0.9/9.8 | 10~35 | 99 | 80,000 |
瞬鋭カワハギ EX H-175 | 1.75 | 1 | 175 | 55 | 0.9/9.8 | 20~40 | 99 | 81,000 |
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カワハギロッドの感度を左右する大切な要素といえば、やはり「穂先」です。現在、穂先には「メタルトップ」と「カーボントップ」が主に使われており、それぞれが異なる特性を持っています。
まず「メタルトップ」は、形状記憶チタン合金を使った穂先で、しなやかでありながら抜群の感度を誇ります。目感度と手感度が非常に優れており、繊細なアタリを大きく、長く感じ取ることができます。耐久性にも優れており、巻き込みなどによる折れにくさも魅力です。
一方、「カーボントップ」は、軽量で反応速度が速いのが特徴。特に手感度に特化しており、微細なアタリを素早く鋭くキャッチできます。ダイワの「瞬鋭カワハギEX H-175」には、カーボントップの最新技術「メガトップR」が搭載されており、これによって圧倒的な手感度と操作性が実現されています。
「メガトップR」は、超分散構造を持つカーボン素材で、強度と軽量化が大幅に向上しています。この穂先が、特に繊細なアタリをキャッチする「手感度特化ロッド」としての性能を引き出してくれます。
「瞬鋭カワハギEX」のブランクスは、メガトップRに合わせた専用設計となり、メガトップRと相まって、従来のカワハギ竿とは別次元のリニアな操作性を獲得しています。
その軽さも衝撃的で、「S-172」は自重49gとなっています。全体的にバランスがよく、持ち重りのない設計となっています。
対比されるロッドとして、極鋭シリーズがあるのですが、果たしてどう使い分けするべきか。
「極鋭シリーズ」は、しなやかな「SMT」穂先を活かして、食い渋る低活性時でも優れた総合感度(目感度+手感度)を発揮し。目と手の両方でアタリを感じやすく、幅広い状況に対応できるバーサタイルなロッドです。対して「瞬鋭シリーズ」は、高弾性カーボンソリッド「メガトップR」による優れた手感度と操作性を特徴とし、高活性時に力を発揮します。手感度で素早く魚を察知し、テンポよく誘い、瞬時にアワセを決める攻撃的なロッドとなっているようです。
つまり、手感度に特化しているため、瞬鋭でないと取れないカワハギもいるということ。
これからのカワハギ釣りは、カーボンとメタルの両方を使いこなす必要がありますね。
「瞬鋭カワハギEX」についてはこちらの動画もチェック
