つりそく船釣りクラブ9月の釣行会は、好機が到来した、和歌山・加太沖のギジエマダイ。

▲加太のマダイはブランド化しており、絶品だ
加太特有の高仕かけと呼ばれる、全長15mほどの長い仕かけと、ビニールなどのギジエを使用して、加太の美味しいブランドマダイや40cmオーバーの大型アジやサバなどが狙える。

▲加太のギジエマダイの仕かけ。エサの代わりにギジエを使う
今回は、加太漁港の小嶋丸2船と日伸丸の3船に分かれて出船。記者は日伸丸へと乗船した。

▲加太の日伸丸

▲加太の小嶋丸
5時に出船し、およそ40分ほどで大阪湾側のポイントへ到着。
船長から、「水深は55m、リールを10~15回転ぐらいまで巻いて誘ってください」と指示があり、スタートフィッシング。
この日は北風が吹いており、少し釣り辛い状況だったが、開始してしばらくしたら、アタリがでた。
しかし、痛恨のバラシ…。
何度かバラシがある中で、乗船者から「ドラグをもう少し緩めた方がいいかも」とアドバイスがあった。アドバイス通りにドラグを緩める参加者たち。
すると、見事に乗って、心地よい引きを味わいながらマダイが上がってきた。
中には、サバなども掛かるので、サバが掛かった時はオマツリしないように、ドラグを締めることが大切だ。
パラパラとアタリがあり、気付けばマダイがよい人6尾と40cmオーバーのアジが船中で数尾。
脂が乗っていそうなサバも上がった。
当日は、2枚潮でアタリも中層がメインとテクニカルな状況だったが、加太の美味しい魚の姿を見ることができた。
これから、マダイを中心に脂の乗りがどんどんよくなり、抜群の食味となる。
また日伸丸、小嶋丸では、釣れた魚を船長が締めてくれるので、抜群の鮮度で持ち帰ることができる。
関西随一と言われる、好漁場の加太沖。美味な魚を釣りたい人には、ぜひ行ってもらいたい釣り場だ。
つりそく船釣りクラブでは、11月1日より、第13期会員を募集予定。さまざまな釣りを体験してみたい人は、こちらも要チェックだ。