タチウオKINGバトル予選Report
全てを見直し、徹底的に自分の釣りをする!! 9月16日(中潮)、泉南・尾崎港の日の出丸にて開催された、タチウオKINGバトル予選レポートを書かせていただきます。
日の出丸では、予約順でクジを引き、釣座を決めるスタイルで、今期3度目の乗船なんですが、前回、前々回と4番クジを引き、右舷トモより2番目に。今回も、まさかとは思いながらクジを引くと、4番クジ…。いろいろと頭をよぎりましたが、迷わず右舷トモより2番目を取りました。
朝イチのポイントは洲本沖で、水深75~80m。エサはサンマでスタート。底から10m辺りで、弱めのアタリがあり、即掛けするも掛からず、その後に底まで落とし直し、底から5mで弱いアタリが。ビシッと即掛けで掛かったものの、10mぐらいでバラシ…。やってもたー!
ここで、前回の予選でのことを思い出しました。朝からサンマを使用し、1流し目で私は23尾掛けたのですが、隣の人が同じくサンマで数尾しか掛けてなく、「なぜ同じサンマなのに、釣果がこんなに違うんですか?」と聞いてこられて、予選中でしたが、レクチャーしました(笑)。
で、イワシも持っておられたので、「使ってみるのもイイかもよ」とか話しながら釣っていたのですが、3流し目からイワシにかえた途端、横で釣っていても分かるぐらいの強いアタリで、ボコボコに釣り出したんです。その流しは、隣の人の方が釣っていました。
そのことを思い出し、常にサンマ一択の私ですが、この日はイワシも持参。即、イワシにチェンジしました。この時、周りの皆さんはパラパラと釣っていましたが、ボコボコ釣られている人はいなかったと思います。イワシにチェンジして1投目。底まで落として、すぐにコンッと強いアタリが。即掛けで上げてくると、ほっぺたにガッチリ掛かっていて、ひと安心。その後、同じ感じで12尾釣り、恐らく皆に追い付けたと思いました。
テンヤもグロー系が最近よかったので、グローオンリーで攻めていましたが、昨今のパターンで、急にアタリが途切れてしまう時間帯がよくあり、この日もその時間帯が訪れました。潮もキツめの2枚潮になったタイミングでサンマにチェンジ。タナは80mですが、テンヤをキャストして、100m近く糸を出す釣りを展開。ポロポロと拾え、終わってみれば53尾で、2位と1尾差、3位とは3尾差と、大接戦。知らぬが仏とは、正にこのこと。
前回の予選で学んだことを忠実に実戦したことが、今回の結果に繋がりました。また、前回覇者の方の作戦を聞いてビックリしました。私が釣っている時はサンマにして、私が釣れていない時はイワシにしていたそうです(笑)。そんな作戦だったなんて、自分が迷いたくないので一択にしていましたが、よい教訓になり、一択をせずに、何とか予選を突破できました。
■タックル
ロッド:極鋭 タチウオ テンヤSP91H-165AGS
リール:フォースマスター401
ライン:ROOTS PEX8・2号
リーダー:RooTS FCLEADER35lb
テンヤ:船タチウオテンヤSS TG、船太刀魚テンヤ TG フッ素コーティングフック