冬の釣りとして定着してきたカットウフグ。東京湾では湾フグとして、冬だけでなく、夏場のショウサイフグ狙いでも人気。5~6月には、あの高級トラフグも狙えるというから、釣り人が殺到するのに頷けます。
さて、そんなフグ釣りですが、カワハギなどと同じエサ取りの名人で、アタリを捉えることが大事となり、目感が重要な部ポイントとなります。
この11月には、ダイワから「極鋭湾フグ EX」が登場し、注目を集めています。
極鋭湾フグ EX

出典:ダイワ
ダイワのハイエンドモデルの極鋭シリーズに登場した「極鋭湾フグ EX」。ダイワ湾フグ竿史上最高の目感度を実現し、居食いはもちろん、フグが近づいたことにより生じる、かすかな水流の変化でさえも大きく表現してくれるのだそう。
この魅力的な湾フグロッドを、開発に携わった林良一テスターのインプレッションを元に、魅力を紹介していきたいと思います。
カワハギ釣りにおいて、フグの巧みなエサ盗りは悩みの種です。特にサバフグやキタマクラのアタリは小さく、気づかないうちにエサを盗られてしまうことが多いのです。
そこで開発されたのが「極鋭湾フグEX」。この竿は、フグの小さなアタリを大きく感知できるよう、非常に繊細な穂先と、同時にパワフルなバットを備えているとのこと。これにより、小さなアタリも見逃さず、確実なフッキングが可能になったそう。
しかし、その性能を引き出すためには、高い技術が求められます。繊細な穂先を操り、ゼロテンションを維持する繊細な釣りを要求されます。
今回の実釣では、ヒガンフグの小さなアタリに対して、「極鋭湾フグEX」がその性能を最大限に発揮。特に、目視では確認できないような小さなアタリを手感度で捉え、その後、明確な目視でアタリを捉えて掛けあわせることができた点は、このロッドの優れた感度を証明したということ。
また、ヒガンフグの強い引きにも負けることなく、確実に魚を浮かせることができた点は、このロッドのパワフルなバットの性能の高さを物語っています。
これらの結果から、「極鋭湾フグEX」は、フグ釣りの上級者だけでなく、繊細な釣りを追求する釣り人にとっても魅力的な1本であると言えるでしょう。
自在に誘い、瞬時に掛けるアグレッシブな釣りを実現。極限域の目感度、掛け性能を実現した、湾フグロッドの最高峰となっています。
スペック
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
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極鋭湾フグ EX 177 | 1.77 | 1 | 177 | 55 | 0.6/9.8 | 4~15 | 99 | 88,500 |
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