何事にも初めてというタイミングがある。
もちろん釣りにもある。
「道具の使い方」「糸の結び方」「エサやルアーの付け方」「ファイトの仕方」。
書き出すと、数え切れないハードルがたくさんあり、これを読んでいる釣り人は、日常的にすべてができている訳である。
そして今回、「釣り自体が初めて!」「リールの使い方も分からない!」という初心者と釣りに行くことにした。
そしてターゲットは、初心者に全然優しくない「明石の青物ジギング」を選んだ(笑)。
まずは事前に服装などの注意点は伝えており、各自で準備してくれていた。
タックルは今回はこちらサイドで用意し、ひとまず経験者から、リールの使い方からレクチャーが始まる。
そして、いざ明石の激流へとジグを落とす!
未経験者ならではのロッドの持ち方をする人がやはり多く、そのあたりもレクチャーするが、底を取ることがなかなか難しいようである。
そうこうしているうちに、経験者がまずはゲット!
続いてもう1人の経験者もゲット!

筆者も無事ゲット
残る経験者は私だけとなり、内心焦るが無事ヒット!
しかし、船長からの言葉のプレッシャーによりバラしもあったが、無事ゲット(笑)。
まずは経験者から釣れてくれて、なんとか面目は保たれた。
しかし、本来の目的は「未経験者が釣れるのか!」である。
明石では、潮の効いている時間帯のヒットが多いが、だんだんと緩くなってきた。
しかし逆に、底取りやジグのシャクリなどは少しやりやすくなってきている。
このタイミングで待望の未経験者にヒット!
初めての魚が青物という、贅沢な状況!
興奮がこちらにも伝わる。
慣れない手つきでのファイトは、見ているこちらもドキドキする。
魚が姿を現した時の「むっちゃ大きい!」という言葉が印象深かった。
言われるままに、ハマチを大物釣りの象徴である膝載せで記念撮影、(笑)。
さらにもう1人の未経験者にもヒット!
先ほどと同様、初めての魚とのファイトに大興奮!
こちらもよい表情をいただいた!
この後、さらにサワラを追加し、見事な釣りデビューを飾った!
今回のノミラボ実験結果は、「初心者でも明石のジギングで青物が釣れる!」であった。
残念ながら初心者3人のうち1人はゲットできなかったが、当初の「デビューで明石ジギングは酷だろう」と言う思惑とは裏腹に、結構普通に釣れてしまった。
まぁ、明石のジギングでは、「初心者の方が多く釣れる!」ということは起こりがちではあるが、実験的には大成功であった。
今回は船長、釣り経験者がしっかりとサポートしての体制であったが、これを読んでいる経験者の方、ぜひ初心者の方をしっかりサポートして、魚とのファイトを経験してもらって、人生の初体験を一緒に共有してみてはどうだろうか。
この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば。
※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。