ジギングって難しそうだけど初心者でも釣れるの?

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

何事にも初めてというタイミングがある。

もちろん釣りにもある。

「道具の使い方」「糸の結び方」「エサやルアーの付け方」「ファイトの仕方」。

書き出すと、数え切れないハードルがたくさんあり、これを読んでいる釣り人は、日常的にすべてができている訳である。

そして今回、「釣り自体が初めて!」「リールの使い方も分からない!」という初心者と釣りに行くことにした。

そしてターゲットは、初心者に全然優しくない「明石の青物ジギング」を選んだ(笑)。

まずは事前に服装などの注意点は伝えており、各自で準備してくれていた。

タックルは今回はこちらサイドで用意し、ひとまず経験者から、リールの使い方からレクチャーが始まる。

そして、いざ明石の激流へとジグを落とす!

未経験者ならではのロッドの持ち方をする人がやはり多く、そのあたりもレクチャーするが、底を取ることがなかなか難しいようである。

そうこうしているうちに、経験者がまずはゲット!

続いてもう1人の経験者もゲット!

筆者も無事ゲット

残る経験者は私だけとなり、内心焦るが無事ヒット!

しかし、船長からの言葉のプレッシャーによりバラしもあったが、無事ゲット(笑)。

まずは経験者から釣れてくれて、なんとか面目は保たれた。

しかし、本来の目的は「未経験者が釣れるのか!」である。

明石では、潮の効いている時間帯のヒットが多いが、だんだんと緩くなってきた。

しかし逆に、底取りやジグのシャクリなどは少しやりやすくなってきている。

このタイミングで待望の未経験者にヒット!

初めての魚が青物という、贅沢な状況!

興奮がこちらにも伝わる。

慣れない手つきでのファイトは、見ているこちらもドキドキする。

魚が姿を現した時の「むっちゃ大きい!」という言葉が印象深かった。

言われるままに、ハマチを大物釣りの象徴である膝載せで記念撮影、(笑)。

さらにもう1人の未経験者にもヒット!

先ほどと同様、初めての魚とのファイトに大興奮!

こちらもよい表情をいただいた!

この後、さらにサワラを追加し、見事な釣りデビューを飾った!

今回のノミラボ実験結果は、「初心者でも明石のジギングで青物が釣れる!」であった。

残念ながら初心者3人のうち1人はゲットできなかったが、当初の「デビューで明石ジギングは酷だろう」と言う思惑とは裏腹に、結構普通に釣れてしまった。

まぁ、明石のジギングでは、「初心者の方が多く釣れる!」ということは起こりがちではあるが、実験的には大成功であった。

今回は船長、釣り経験者がしっかりとサポートしての体制であったが、これを読んでいる経験者の方、ぜひ初心者の方をしっかりサポートして、魚とのファイトを経験してもらって、人生の初体験を一緒に共有してみてはどうだろうか。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば。

※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません。

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!