日本海の浦島グリで、名物のジャンボメダイ釣りが開幕した!!
メダイは釣り上げると、体表から多量の粘液が出てヌルヌルとするため、釣り人によっては好みが分かれるが、食べると白身で絶品の味わいがある魚。特に大型になるほど程よい脂が乗って、グルメな釣り人の間では人気が高い。
そんなメダイ、50cm前後までの小、中型は各エリアの船釣りでお目にかかるが、特に美味いと言われる80cmや90cmクラス、そしてメーター前後の超大型になると、狙って釣れる場所は限られてくる。
その特大メダイを狙って釣れるポイントの1つが、京都府丹後半島・経ケ岬沖にある浦島グリ。
ここへは例年9月末頃からジャンボメダイを狙って、京都府の宮津、舞鶴、福井の若狭大島、小浜などから遊漁船が出船している。
今季のシーズン開幕を迎えたのは9月29日。この日は宮津の一颯丸、若狭大島の庄栄丸、小浜の直幸丸などジャンボメダイ狙いで有名な各地の遊漁船がこぞって出船した。

▲庄栄丸での釣果

▲庄栄丸での釣果

▲直幸丸での釣果

▲直幸丸での釣果

▲一颯丸での釣果

▲一颯丸での釣果
釣果を見てみると、初日の29日は一颯丸でメダイの60~85cmを船中35尾、庄栄丸でメダイの63~81cmをよい人5尾、直幸丸でメダイの60~70cmを1人0~9尾。
以降もメダイは60~70cmを主体に80cmオーバーまじりで船中ボーズなしの日もあり、よい日は1船50尾超の数釣りも出るなど、シーズン開幕から上々のスタートを切っている。日により、メジロやマダイがまじってくるのも魅力だ。
このメダイ、釣り方は天ビンズボ釣りの1、2本針。ハリスは8~10号が基本でオモリは150~200号を使用。エサはオキアミやホタルイカ、イカの短冊などを使用する。
食べて美味なメダイだが、その魅力は何と言っても、その強烈な引き。特に大型ともなれば、電動リールの巻き上げが止まるほどで、手でラインを引いてリールを補助するシーンもチラホラ見られるなど、正に「近海の大物釣り」と言う言葉が相応しい。
この浦島グリのジャンボメダイ狙いは、北寄りの強風が吹き出船できない日が多くなる晩秋までが最盛期。
この秋はぜひ、近海の大物、ジャンボメダイの引きと、その食味を堪能してみてほしい。
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