船釣りは、敷居が高いと思っている人も多いのではないだろうか?
そんな方にオススなのが、和歌山・加太漁港の三邦丸でのガシラやカワハギ狙い。
三邦丸が所有している船は、大きいので揺れが小型船に比べて少なく、船酔いしにくい。そのため、まだ船に慣れていない人には、オススメだ。今回は、つりそく船釣りクラブで船をチャーターして、2月度の釣行会を開催した。
水温が下がり、カワハギが口を使わないと聞いていたため、朝イチは土産を確保するためにもガシラを狙うことに。
ガシラは根魚なので、根掛かりしないように底をトントンと叩きながら釣る。すると、ココンとアタリがあるので、軽く合わせてリールを巻く。この日は、船釣りが初めての人もいたが、小型ながらガシラをポツポツと拾い釣りしていくことができた。

▲当日はガシラがよく釣れていた

▲道上氏もガシラを釣り上げていた

▲コンスタントにガシラを釣っていた山岡氏

▲ガシラを釣り上げた荻野氏

▲菱田氏はガシラを釣り上げて土産となっていた
ガシラを釣った後は、カワハギを狙うことに。予想通りの渋さで、エサのアサリも取らない状況。そんな中で、スローな誘いをしながら、ステイ時間を長めに取るとアタリがでた。ユックリとリールを巻きながら上がってきたのは、小型ながら本命のカワハギだ。

▲カワハギをキャッチした高浦氏
カワハギはあまり姿を見せなかったが、ガシラを中心に土産を確保することができた。

▲小型ながらカワハギを釣り上げた佐野氏
今回は、厳寒期の釣りのため、釣果は厳しかったが、水温も安定すればビギナーでも釣果が期待できる。
これから少しずつ暖かくなり、釣りにもよい気候となっていく。船釣りをやってみたいと思っていた皆さん、これを機にデビューしてみてはいかが?
エサ取り名人のカワハギを攻略!
カワハギ狙いは、カワハギ専用ロッドに小型ベイトリール。道糸はPE1号で、リーダーは3号を使う。仕かけは各社から発売されている船カワハギの仕かけにオモリは30号統一だ。オモリはキラキラしたものが、カワハギを寄せるのによい。
エサはアサリが一般的で、生がマスト。
基本的にカワハギのタナは底なので、仕かけを底まで下ろして、底で誘いを入れながら、時おりステイを入れてアタリを待つ。
カワハギの小さなアタリがあれば、聞き合わせる。カワハギが乗れば、一定速度でリールを巻こう。カワハギはその時によって、よい誘いが異なるので、さまざまなパターンを試してみるのがよい。
根掛かり注意でガシラを狙おう
ガシラはカワハギ同様のタックルで十分対応が可能だ。仕かけは2本針の胴突き仕かけで、オモリは30号が基本。

▲三邦丸で販売している仕かけ
エサはサバの切り身や青イソメ、モロコ、イカ短など、さまざまなエサが使える。

▲ガシラ狙いはサバの切り身がベター

▲当日はモロコによくアタっていた
ガシラは根魚なので、タナはベタ底。根掛かりしないよう、仕かけを引きずらず、底をトントンして探っていこう! アタリがあれば合わせて、根に潜られないように、すぐにリールを巻こう!