現在関西圏を中心に盛り上がっている海上釣り堀。
とある海上釣り堀ではトラウトサーモンを放流していて、大人気のターゲットとなっています。
特に海水温が低いこの時期に放流され、とある海上釣り堀では、トラウトサーモンだけを狙って大会が行われるほど。
今回ゲットしたサーモンは、兵庫家島で養殖された「白鷺サーモン」。手間と時間をかけて育てられているため、鮮度よし・味よしなご当地サーモンです。
こちらが、そのサーモンです。サイズはそこまで大きくはないものの、体形は美味しそう…。
どうですか?この美味そうな身。
実は、生食できるのも魅力で、自然のものだと寄生虫がいることが多いのですが、海上釣り堀のトラウトサーモンは養殖のため、その心配がないのだそう。
これは、刺し身でいただくのがいい!と思ったのですが、釣ってから3日ほど経っていたので、今回は塩焼きに。
いかがでしょうか。こんな美味しい魚が釣れる海上釣り堀、皆さんも行ってみてはいかがでしょうか?
塩焼きのちょっとしたコツ!
下処理: キッチンペーパーなどで表面の水分を拭き取る。
臭みが気になる場合: 片面だけでも軽く日本酒(または料理酒)をふり、2~3分おいてからキッチンペーパーで拭き取りましょう。サーモンの生臭みがやわらぎます。
塩は焼く直前にふる: 早めに塩をふると魚から水分が抜けてしまい、パサつく原因になります。すぐに焼けるタイミングでふるのがポイント。
適量を均一に: ふり塩が偏ると、しょっぱすぎたり塩気が足りなくなる部分ができがちです。表面全体に均一にふりましょう。
軽く風乾または冷蔵庫で乾燥: 魚の表面を少し乾かしておくと、皮がパリッと焼き上がりやすくなります。塩をふったあと、5~10分ほど冷蔵庫に置いておくのもおすすめです(ただし長すぎると身が乾くので注意)。
魚焼きグリルやフライパンであれば中火~強火の間くらいで予熱し、先に皮を下にして焼き始めます。皮目をしっかり焼いておくと香ばしさが出て、皮がパリッと仕上がります。
皮がこんがり色づいたら裏返し、少し火を弱めるまたは中火程度で中まで火を通します。
焼き時間が長いと身がパサつきやすいので、皮に焼き色がついて弾力が出たら様子を見ながら早めに火を止めます。焼きすぎないよう、身の中心がふっくら仕上がるギリギリを狙いましょう。
トラウトサーモンは脂がほどよく乗っているため、塩焼きにすると身がジューシーでおいしいのが特徴です。臭みが気になる場合の下処理や、塩をふるタイミング・焼き方のポイントを意識してみてください。ちょっとした工夫で、皮はパリッと身はふっくらジューシーに仕上がるはずです。ぜひお試しください。