意外と知らない? 虫エサを掴みやすくする「石粉」の正しい使い方

砂浜や堤防から手軽にキスなどを狙える「チョイ投げ」は、初心者の方にも大人気の釣り。

このチョイ投げ釣りでよく使われるエサが、「ゴカイ」や「イソメ」といった虫エサです。

しかし、釣り初心者の方が最初に戸惑うポイントのひとつが、この虫エサの扱いにくさではないでしょうか。

生きた虫エサは、ニョロニョロと動き回る上に、体表がヌルヌルとした粘液で覆われているため、指で掴もうとしても滑ってしまい、なかなか上手く針に付けられない…なんて経験はありませんか?

そんな時に、ぜひ使っていただきたいのが「石粉(いしこ)」です!

石粉を少し使うだけで、あの厄介なヌルヌル感が抑えられ、驚くほど虫エサが掴みやすくなるんです。

石粉の正しい使い方

石粉には効果的な使い方があります。

よく見かける間違いが、虫エサが入っているパックや容器の中に、石粉を直接入れてしまうこと。一見、全体に粉が行き渡ってよさそうに思えますが、これはNG。

なぜなら、虫エサが持つ水分を石粉が吸ってしまい、すぐに湿って固まってしまうから。

正しい使い方は「石粉は、エサではなく自分の指に付ける」こと。

石粉の容器に指先を少し入れ、粉を付け、その指で虫エサを掴みます。

こうすることで、石粉は常にサラサラの状態を保つことができ、必要な分だけを効率よく使えます!

指先が滑らなくなるので、ヌルヌルした虫エサもしっかりと掴むことができ、スムーズにハリ付けができるようになりますよ。

これからシーズンインするキス狙いにぜひ!

石粉を正しく活用すれば、虫エサ付けのストレスから解放され、手返しも格段にアップします。

ぜひ、次回の釣行では石粉を上手に使って、より快適な釣りを楽しんでくださいね!

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