日本各地に筏やカセのカカリ釣り場は多数点在するが、そのエリア、そして同じエリアでも渡船店ごとにそのカカリ釣り場は、釣座となる筏やカセの大きさ、トイレのあるなし、水深や潮流、狙えるターゲットなどなど、さまざまな顔を持つ。このシリーズでは各地に点在する船宿ごとのカカリ釣り場を釣り場風景をまじえて紹介していく。
今回は「三重県五ケ所湾内瀬・内瀬釣りセンター」
五ケ所湾最奥にある内瀬は波静かな釣り場。
ここに筏を設置している内瀬釣りセンターの筏は、渡船乗り場から左向きの陸近くから、その沖にチヌ釣り筏と釣り堀筏が、さらに沖にチヌ筏が浮かんでいる。
水深は6.5~8mと全般に浅く、海底は砂泥。潮の流れは、各筏ともに左右に緩やかなので釣りやすい。

▲7号筏
7、8号筏が1番陸寄りにあり、水深は6.5m。

▲旧カキ筏
そのすぐ沖に旧カキ筏が4基繋がっており、水深は7m。

▲釣り堀の筏

▲釣り堀の筏は2つある
その沖に釣り堀用の筏が2基ある。

▲新カキ筏
その少し沖に、新カキ筏が4基繋がっている。水深は7m。

▲沖の3、4、1、2号筏方面

▲3号筏
その少し沖に3、4号と、さらに沖に1、2号筏がある。水深はいずれも8mと1番深い。
各筏にはトイレが設置されているほか、カキロープが吊るしてあり、魚が寄る工夫がされている。
釣り事務所は、ないぜしぜん村の前にあるので分かりやすい。渡船場は事務所前にある。また、下津浦からの下津の筏への出船もある。