まず、こちらの写真を見てください。
とあるウエアに水を張っているのですが、見たところ漏れてない。そんなことあるのだろうか。
雨の中の釣り、しっかりとしたレインウエアを身に着けていても、気づけばファスナーの隙間から冷たい雨水がじんわりと染み込んできて、不快な思いをした経験は、釣り好きなら誰しも1度はあるハズ。
このファスナーなら、もっと快適な釣りが実現しそうだとワクワクしてきます。
では、このファスナー。何なのか。
AquaGuard® Tightened

出典:ダイワ
このファスナーは「AquaGuard® Tightened」と言うそうで、ダイワがYKKと協力し開発。なんと完成まで約4年も費やした、新構造の止水ファスナーとのこと。
従来ではフロントファスナー裏に、重なるように生地(持ちだし)を付帯することで防水性を高めてきたのは、ご存知かと。このファスナーを採用することで、持ち出し生地がなくても、水の侵入を防いでくれるというワケなんですね。
ということは、この「AquaGuard® Tightened」を採用したレインウエアがあるということでは!
DR-2325J スプレーコートレインジャケット
そうなんです。こちらが「AquaGuard® Tightened」を採用した「DR-2325J スプレーコートレインジャケット」。
この特殊なファスナーにより、非常に高い耐水性を確保しつつ、ファスナー部分の「持ち出し」と呼ばれる生地をなくすことに成功しました。その結果、ウェア全体がよりしなやかな動きに対応し、さらなる軽量化も実現しています。
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次に、お手入れのしやすさも大きな特徴です。新たに開発された素材は、表面に汚れや海水が付着してしまっても、水でさっと洗い流すだけで簡単に落とせるように工夫されています。これは、生地の最も外側に防水層を配置する構造によるもので、水が生地自体に染み込むのを防ぎ、常にドライな状態を保ちやすく、乾燥も速いという利点があります。
さらに、快適な着心地も追求しました。一般的なポリウレタン(PU)やポリ塩化ビニル(PVC)製の素材と比較して、このレインウェアは優れた透湿性を備えています。そのため、衣服内部の湿気がこもりにくく、気温が高い時期でも蒸れを感じることなく快適に着用いただけます。
この新しい素材の採用により、機能面での進化はもちろんのこと、見た目も非常にすっきりとした印象になりました。特筆すべきは、いわゆる「レインウェア感」がなく、スタイリッシュに着こなせる点です。
これにより、体の動きが格段にスムーズになり、釣りの一連の動作も快適に行えます。まるで不快に感じる要素が見当たらないのでは、と思えるほどストレスフリーな着心地を実現しています。
また袖口は防水性を向上させながら、袖口面ファスナーをなくした1重袖仕様で糸などの引っ掛かりを軽減する点もこだわりが光るポイントです。
このレインウェアは、実は先日開催された「釣りフェス2025」の会場で先行してお披露目され、実際に多くの方々がその着心地や機能性を体験できるデモンストレーションも行われました。そこでの反響からも、製品に対する注目度の高さがうかがえました。
より快適で充実した釣り体験の実現に向けて、ぜひこのレインウェアを手に入れてみてはいかがでしょうか。
スペック
後着丈 | 身幅 | 桁丈 | |
M | 71.5 | 60 | 86 |
L | 74.5 | 62.5 | 89 |
XL | 77.5 | 65 | 92 |
2XL | 78.5 | 67.5 | 93.5 |
アイテム | メーカー希望本体価格(円) |
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DR-2325J グレー M | 42,000 |
DR-2325J グレー L | 42,000 |
DR-2325J グレー XL | 42,000 |
DR-2325J グレー 2XL | 44,500 |
ダイワ公式「DR-2325J スプレーコートレインジャケット」の詳細ページはこちら
