昨年リニューアルオープンし、より魅力的な釣り場へと生まれ変わった須磨海づり公園。この夏、特に注目したいのは、なんといっても大サバの爆釣ぶりです! 連日多くの大サバが回遊しており、狙い目となっています。
須磨海づり公園
兵庫県神戸市須磨区にある須磨海づり公園は、2018年の台風21号の被害を乗り越え、6年の時を経て昨年リニューアルオープンしました。以前に比べると釣り場は縮小されましたが、その分、撤去された釣台が漁礁として活用され、魚影の濃さに繋がっています。

▲7月12日の釣果

▲7月13日の釣果
現在、大サバの回遊が頻繁に見られるのは、南釣台の南向きと西向きです。多い人では5、6尾、全体で30尾以上の釣果があった日もあり、さらに40cmクラスの大サバも多数確認されています。朝や夕方から夜にかけて、大きな群れで回遊する傾向にあるようです。
大サバだけでなく、ツバス(ハマチの若魚)の釣果も好調です。南釣台では、ナブラが頻繁に起こり、ツバスが群れで跳ねる様子も確認されています。ルアー釣りでツバスが釣れたりしています。
大サバ以外にも、さまざまな魚種が狙えるのも魅力です。
サビキ釣りの状況
小アジや中サバ(20cmクラス)、イワシがよく釣れており、夕方には20cmを超える大きなアジの回遊もあります。中型狙いなら3号か4号、小アジや小サバ、イワシ狙いなら1号か2号の針がおすすめです。初心者や家族連れでも簡単に数十尾の釣果が期待できます。稀にグレやガシラも釣れています。
投げ釣りの状況
キスが釣れるようになってきました。
胴突き釣りの状況
テトラ周辺ではガシラやベラが安定して釣れています。チヌの釣果も好調です。
サヨリ狙いの状況
最近はサヨリの回遊もあり、狙う方々が40尾以上の釣果を上げています。
快適な施設と手ぶらで楽しめる環境
公園内には、トイレが2つとバリアフリートイレが1つ完備されており、安心して利用できます。事務所兼受付では、さまざまな釣具やレンタルタックル、氷、持ち帰り用の発泡ケースも販売されているため、手ぶらで気軽に釣行が可能です。
釣り場は全面に手すりが設けられており、お子様連れでも安心です。足元は金網になっているので、小物類の扱いにはご注意ください。
釣り場入口手前には、「海鮮食堂すま家」が併設されており、食事や休憩に利用できます。神戸のお土産も購入可能です。その奥にはテラス席「sumaテラス」があり、釣りをしない方でも波の音を聞きながらのんびり過ごせます。
釣行アドバイスと注意点
連日暑い日が続いていますので、お越しの際はしっかり暑さ対策をして、水分も多めに持参しましょう。
日中の暑い時間を避け、比較的涼しい朝や夕方の時間帯が、釣果も期待できておすすめです。特に大サバやツバスは、朝や夕方から夜にかけて大きな回遊があるようですよ!
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