
田中 敏哉(Toshiya Tanaka) プロフィール
足場もよく、冬場の季節風の影響もさほど受けずに釣りが楽しめる海上釣り堀は、船釣りで狙うターゲットを女性や子供も安全安心に楽しめ、釣り入門にも最適な施設だ。
そこで、船には弱いハヤブサスタッフの小西さんからの、青物などの引きを味わいたいとのリクエストに応えて、紀伊長島の海上釣り堀・正徳丸を訪ねた。
えさきち大内山インター館でエサや小物を購入
当日は正徳丸に向かう途中に、「えさきち大内山インター館」に立ち寄り、釣り堀で使うエサや小物などを購入。
正徳丸に到着したら、まず受け付けを済ませ、店長の指示で順番に釣り堀へ入る。
正徳丸は地続きで駐車場から釣り堀までは歩いて行けるので、船に弱い小西さんも安心のようだ。
釣座に着けば、タックルと仕かけの準備をし、店長の合図で釣り開始。
ファーストヒットは40cm級のシマアジ
小西さんはまず定番のダンゴで釣り始め、ファーストヒットは40cm級のシマアジ。
シャープな引きを楽しみながらタモに収まる。
青物の活性が高そうなので青物狙いを
順調にマダイやシマアジが釣れ始めるが、当日は青物の活性が高く、仕かけを準備している時に、タナ取りオモリにも青物が追いかけてくる。
そこで、サンマの切り身をエサに青物の群れの中にエサを入れ、リアクションを狙って誘いを掛けてみると、群れの中から活性の高いメジロが飛び出してきてヒット。
メジロが超高活性! 入れ食いタイムに突入
強い引きを楽しませてくれ、メジロがイケスの中を走り回ったので、青物の活性が急激に上がり、青物タイムに突入する。
誰かが青物を掛けると、仕かけを上げて、取り込みを待ってタモに収まると、すぐに仕かけを入れる。すると、すぐに4kgアップのメジロが掛かる状態が続く。
同じイケスに入っている全員に青物が釣れ、女性は青物の強烈な引きに悲鳴を上げながら楽しんでいた。
青物の活性が落ち着けば再び、マダイ、シマアジが楽しませてくれる
青物の活性が少しずつ下がってくると、40cm級のマダイやシマアジが釣れ始め、それぞれの人がターゲットに合わせてエサの工夫などをして楽しむ。
放流タイムには再び青物が活性アップ
放流タイムになり、新しい魚が入ると、再び青物の活性が上がり、4kg級のヒラマサが強い引きを味わせてくれたりと、納竿まで楽しませてくれた。
当日は魚の活性が高い時は針を飲み込まれることが多く、ターゲットに合わせてすぐにハリスと針をかえられる、海上釣り堀の糸付き針が活躍した。

当日使用した仕かけ
ハリスの太さは針の大きさの違う糸付き針を多めに持っていくと、ハリス交換の時間を短縮できて、手返しが早くなり、釣果アップに繋がった。