釣りに行く前に知っておこう!触ると危険な「毒魚」4選

実は海には「触ってはいけない魚」がいることを知っていますか?

何も知らずに素手で触ってしまうと、激痛でせっかくの楽しい時間が台無しになってしまうことも。

そこで今回は、右も左もわからない初心者さんにこそ知っておいてほしい、堤防などでよく釣れる「毒魚(どくぎょ)」をご紹介します。自分の身を守るためにも、ぜひチェックしてください!

①ゴンズイ

ナマズのようなヒゲと、ヌルヌルとした体が特徴の「ゴンズイ」。

群れで泳いでいることが多く、初心者でも釣りやすい魚ですが、実は背中のヒレと胸のヒレに強力な毒のトゲを持っています。

刺されると電気が走るような激痛が襲い、ひどく腫れ上がって病院での治療が必要になることも。 見た目はちょっと可愛いですが、危険なので絶対に素手で触らないようにしましょう。

②アイゴ

堤防や磯(岩場)などでよく釣れる魚、「アイゴ」。 引きが強くて楽しいターゲットですが、背中・お腹・お尻のヒレすべてに毒のトゲが隠されています。

刺されるとズキズキとした激しい痛みが長時間続きます。

とはいえ、まずは刺されないことが一番! 釣れた時は慎重に扱いましょう。

③ハオコゼ

小さくて赤っぽい色が可愛らしい「ハオコゼ」。 カサゴなどを狙っていると、よく一緒に釣れてくる魚です。

小さいからといって油断は禁物! 背中・お腹・お尻のヒレに毒があり、刺されると見た目に反して強烈に痛みます。 腫れや炎症が長引くこともあるので、「小さいから大丈夫」と素手で触るのは絶対にNGです。

④オニオコゼ

ゴツゴツとした岩のような見た目と、いかつい顔が特徴の「オニオコゼ」。

見た目が岩に似ているため分かりにくいですが、背ビレなどに非常に強力な毒を持っています。 刺されると激痛が走るだけでなく、しびれやめまいを起こすこともあり危険です。

実は高級魚として知られ、食べると非常に美味しい魚ですが、処理には危険が伴います。初心者のうちは無理に持ち帰らず、フィッシュグリップを使って慎重にリリース(海に返すこと)するのが無難!

もし刺された時は…

今回紹介した魚は、全てたんぱく性の毒。

なので、40~50℃の、ヤケドしない程度のお湯に患部を付けていると、症状がやわらぐそうです。

ただし! これはあくまで現場の応急処置。症状がひどい場合は個人で解決しようとせず、病院に行きましょう。

刺されないためにフィッシュグリップを!

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