「冬の夜釣りなんて寒くて無理!」なんてコタツで丸くなっている場合じゃありませんよ!
今、三重・尾鷲エリアの冬イカメタルが、寒さを吹き飛ばすほどの熱気を帯びているんです。 昨年、記者が初めて冬のイカメタルに挑戦し、その爆発力に衝撃を受けた三重・引本沖。
今年もあの興奮を味わうべく、出撃してきました。 今回は、テレビ番組のロケも兼ねた豪華メンバーでの実釣レポートをお届けします!
昨年の感動をもう一度!冬の「イカ3種盛り」を求めて
みなさん、昨年のこちらの記事は覚えていらっしゃるでしょうか?
そう、引本浦から出船するエヌテックマリンさんでの釣行です。 昨年は、ビール瓶サイズの大型スルメイカがダブルで連発し、さらにケンサキイカ(アカイカ)、ヤリイカまで混じるという、まさに「イカのグランドスラム」を達成。 冬の海で味わったあの重量感と楽しさが忘れられず、「今シーズンも絶対に行く!」と心に決めていました。
年明けからのエヌテックマリンさんの釣果情報をチェックしていると、連日スルメイカに加え、ケンサキイカとヤリイカの比率が非常に高い様子。「これは行くしかない」と思っていた矢先、フィッシングキャスターの萩原香さんからお誘いが!
二つ返事で参加決定です。

寒波でも出船OK!尾鷲沖のポテンシャル

実釣日は1月23日。 この日は強烈な寒波が日本列島を覆い、凍えるような寒さでしたが、尾鷲沖は地形的に北西風に強い「風裏」となるため、海は比較的穏やか。 この「冬でも出船率が高い」という点は、非常にありがたいポイントです。
今回は三重テレビの釣り番組「フィッシングポイント」の撮影も兼ねており、出演者は萩原香さん、エギスタモニターの知子さん、そしてフィッシング遊松阪店の川原田店長という手練れたち。 私(記者)と野口さんは、カメラに映らないトモ(船尾)で、プレッシャーなくのんびりと竿を出させていただきました。

出船前の撮影の様子
16時に出船し、ポイントまではわずか20分。この近さも冬の夜釣りには嬉しいところ。 まだ明るいうちは反応がないため、船長やメンバーと談笑しながら日が落ちるのを待ちます。
水深40mのシャロー決戦!タナの使い分けがカギ

イカスキッテメタル20、25号と、エギスタライト1.5、1.8、2.2号。ウエイトとサイズ、カラーローテーションは大切です!
尾鷲沖イカメタルの魅力は、なんといっても「水深が浅い」こと。 ポイントの水深は40mほど。使用するメタルスッテも20号や25号といった軽めのサイズで十分底が取れます。 手返しが良く、ライトなタックルで楽しめるので、ビギナーや女性にも自信を持っておすすめできるフィールドです。
中井船長によると、この時期の狙い分けのコツは以下の通り。
ヤリイカ: ボトム(底)から5m以内
ケンサキイカ&スルメイカ: 中層(タナは変動するので探るべし)
「なるほど、住み分けができているんですね」 記者は今回、「美味しいヤリイカ」をメインターゲットに据え、開始早々はボトム周辺をネチネチと攻める作戦に出ました。
しかし、ボトム攻めを続けるもなかなか反応が得られず。 ふとミヨシ(船首)側の撮影組を見ると、どうやらスルメイカがヒットし始めている様子!


川原田店長もスルメイカ狙いにシフトした途端、コンスタントにヒット!
「これは…作戦変更だ!」と、すぐに中層狙いにシフト(笑)。
あまり激しいシャクリは入れず、優しく誘い上げてステイ、あるいは誘い下げを試していると……。
「コンッ!」
明確なアタリとともに、フッキングした瞬間ズシッと乗る重量感! 「うわ、重っ!」。上がってきたのは、狙い通りの大型スルメイカのダブル! ビール瓶サイズが2ハイ掛かると、腕が疲れるほど。しかし、これぞ冬イカメタルの醍醐味!

記者のファーストヒットのダブルスルメイカ。メタルスッテとドロッパーのカラーを変更した直後に釣れました。この太さと引き、本当にヤバイです
前半は潮が速かったため25号のメタルスッテを使用していましたが、後半潮が緩んでからは20号へ変更。 カラーも、周りで釣れている人の色(イエローやピンク、赤系)を参考にローテーションすることで、コンスタントにアタリを出し続けました。


野口さんはアジを釣りたいとのことで中盤まで狙われていましたが、当日はアジはお留守だったようで、スルメイカ狙いにシフトし、この通り!
繊細なアタリを捉えてケンサキイカも攻略
スルメイカの強烈な引きを堪能し、お土産も十分確保できたところで欲が出てきました。 「撮影組はケンサキイカも釣っているなぁ…」

そこでタナを少し上げ、アクションをさらにスローに、より丁寧に誘ってみることに。 すると、先ほどのスルメイカの「ガツン!」というアタリとは違う、「フッ」と穂先が持ち上がるような繊細なアタリ。
すかさずアワせると、今度は上品な引き。 上がってきたのは、美しいケンサキイカ! かわいいサイズがメインでしたが、ケンサキイカが釣れるのは本当に貴重です。

残念ながら記者は今回、ヤリイカには出会えませんでしたが、スルメイカとケンサキイカで「ツ抜け(10パイ以上)」を達成し、クーラーボックスは賑やかに。 寒さを完全に忘れるほど夢中になった数時間でした。


萩原香さんはスルメイカを連発!
帰港中、皆さんの釣果を聞いて驚愕。 スルメイカのダブルを連発させていた萩原香さんは、なんと25ハイ以上の水揚げ!メタルスッテとドロッパーを頻繁にローテーションされていて、状況にアジャストした結果。さすがです。

川原田店長がケンサキイカ

良型のヤリイカもゲット!
川原田店長は、ボトム中心の攻めでケンサキとヤリイカを狙い撃ちしつつ、最終的には20mより浅いタナでもケンサキイカを掛けまくり、ケンサキ多めの好釣果。 エギスタモニターの知子さんは、後半ボトム狙いに徹して見事ヤリイカをゲット!

知子さんも狙い通りボトムでヤリイカ!
撮影チームは難なく「イカ3種コンプリート」を達成していました。 同じポイントで、狙うタナや誘い方によってこれだけ釣果に差が出る、だからイカメタルはやめられません。
この日の熱い実釣の模様は、2月21日(土)朝7時45分から放送予定の三重テレビ「フィッシングポイント」にて公開されます。 後日YouTubeでも配信される予定ですので、ぜひプロのテクニックと当日の盛り上がりを映像でチェックしてみてください!
尾鷲沖のイカメタルは例年3月過ぎまで楽しめます。防寒対策を万全にして、三重・尾鷲沖で熱い夜を過ごしてみてはいかがでしょうか?ただ、冬のイカメタルはやめられない中毒性の強い釣りなので、ハマりすぎには注意してくださいね(笑)。


























