
末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
昨年、一昨年と不調だった玄界灘の寒ブリジギング。

クーラー満タンの釣果も続々
今年も秋口の水温が下がらず心配の声もありましたが、そんな予想を打ち消すかのように、連日10kgオーバー含むクーラー満タンの好釣果が聞かれております。
玄界灘ジギングの抑えておくべきポイント
今回はこれから玄海灘ジギングにチャレンジされる方のために、記事を書きたいと思います。
玄海灘で寒ブリを狙う場合、メインとなるポイントは福岡からおよそ100km、船で約2時間も離れた壱岐と対馬のちょうど中間にある七里ケ曽根周辺です。水深は40~130mぐらいですが、寒ブリの場合、主に70~120m付近までを狙うことが多いです。
使用するタックルですが、電動ジギングがオススメ。ドテラ流しでやりますので、あっと言う間にラインが200mも引き出され、底が取れないこともしばしば。なので、圧倒的に電ジギが有利となります。
私が使用するタックルですが、ロッドはEJ632とEJ5113、リールはシマノフォースマスター2000番クラス。ラインはPE3~4号に、リーダーはフロロ12号前後。

ジグはミミックの230gか280g、フックセッティングはシングル、グローカラーがオススメだ
ジグは寒ブリではお馴染みのミミック230gと280gを使用します。フックですが、入れ食い状態では手返しと安全重視でシングルフックをオススメします。
基本の釣り方について
ジグが着底したら、リールの速度を最大にして、ワンピッチでアクション。ボトムから30mぐらいまでシャクリ上げたら、また落とすの繰り返しです。
イカがベイトであることが多いため、ジグのカラーはグロー系に軍配が上がります。
また、食いが悪い時はスローなアクションも効果的で、その時はリールの速度を11くらいまで下げます。
いよいよ魚が掛かったら、しっかりフッキングを2回ほど入れ、糸のたるみが出ないように巻き上げ、取り込みましょう。釣り上げたら船長の指示に従い、魚を取り扱います。
遠征の場合、車なら心配も少ないですが、公共機関で移動の場合、釣れ過ぎた魚の持ち帰り手段も、予め確認しておきましょう。私は何度も飛行機に乗り遅れそうになりましたから(笑)。