日本海各沖では5月のゴールデンウイーク頃からマダイの乗っ込みが本格化!!
その群れが第1陣、2陣と到来しており、好釣果が続出。これにヒラマサ、メジロなどの青物や、初夏が旬の良型イサギがまじって面白い釣りができている。
フカセ釣りは、針とエサの重さで仕かけを沈めていき、マキエのオキアミと同調させてターゲットにサシエを食わせる釣りで、天ビンズボや胴突き仕かけのほぼバーチカルの釣りとは異なり、表層から底までの全層を斜めに広く探るので、タナが合えば毎投アタリがでて入れ食いということも望める。
水温が上がり始めてエサ取りも活発になってくるが、上からタナを探るのでエサ取りの多い時期には特に有効だ。
そんなフカセ釣りが各地で活況を帯びてきたので、最近の釣果をピックアップしてみよう。
京都・冠島周辺
ゴールデンウイーク前後から、マダイ、青物の釣果が上がり始めていて、ヒラマサ、メジロが爆釣の日もあったり、5月17日にはマダイの良型まじりでよい人5、6尾。ほかにアマダイなどのゲストも。
22日にはブリのメーター級も上がっている。
5月10日にマダイは良型まじりでよい人2ケタ前後、これにヒラマサもまじった。
11日はマダイ良型まじりで1人5、6尾と船中でヒラマサ、メジロまじり。
12日はマダイ大型まじりでよい人2ケタ前後。
5月13日にマダイ35~75cm20尾とヒラマサ75cmにヒラメ85cmとイサギ30~45cm87尾。
19日にマダイ30~75cm11尾とイサギ30~40cm8尾。
ほかにも、超特大のマダイ95cmと83cmを筆頭に30~60cmまじえて28尾などが上がった日もあった。
京都・丹後沖
5月15日はマダイ大型まじえて8尾と青物まじり。
また、20日はこれから旬のジャンボイサギ狙いで、チダイまじりで土産十分の釣果。
福井・大島~小浜沖
5月15日にマダイ40~81cm26尾とメジロ71~75cm3尾。この日は午後は潮が速くなり釣り辛くなったが、朝イチからヒットが続いた。
18日はマダイ33~77cm26尾とイサギ35~41cm25尾。
20日はマダイ30~78cmが夕まずめの時合に連発した。
5月12日にマダイ30~72cmなどで土産。
13日にマダイ73〜30cm、ヒラマサ68cm、イサギ38〜25cm、ガシラなど。
18日にマダイ50cm頭に、イサギ25~40cm30尾前後とイシダイなど。
福井・美浜沖
5月15日にマダイ77cm頭に5尾など。
18日にマダイ33~48cm25尾など。
19日にマダイ78cm頭に60cm超も数尾まじって14尾など。ほか、この日は大型バラシ多数。
各地ともに60~70cmクラスの良型、さらには80cm前後の大型がまじっているのが特徴で、食べ頃から中型も含めて土産は十分期待できそうな気配。
乗っ込みが終われば、産卵後の荒食いも期待できるので、まだまだチャンスは十分!!
フカセ釣りデビューをするには、今が最適な季節ですよ!!
フカセ釣りのタックルや釣り方は以下の記事を参照してください。