
松尾幸浩(まつおゆきひろ) プロフィール
「秋はキスの数釣り」と言われるように、私のホームグランドである兵庫・東播エリアでも、これから晩秋にかけて、良型キス主体に数釣りが楽しめる。
そこで、播磨新島の赤灯台波止へ9月27日に釣行した。
現地には昼過ぎに到着。波止に下りると、沖向きはルアーマンがズラリと並び大盛況。最近はハマチがよくヒットしているそうだ。
赤灯台の先端部に行くと、キス狙いの人が3人竿を出していたが、知り合いなので、内向きの好ポイントに入れていただけることになり、ここで釣ることにした。
投げ竿がトーナメントプロキャスターAGS30号-405。リールはサーフベーシア45。キス針6号の5本針の仕かけに、青イソメを刺して軽くキャスト。スローでサビく。
当日の午前中には、キスがよく釣れたようで、1人30~40尾もクーラーに収まっているらしい。昼からは潮も止まり、キスの群れも移動しているだろうと思っていたが、何と1投目からブルン、ブルルンと心地よいアタリが続き、海面を滑るように18cm級がダブルで釣れた。
周りの人にも次々とキスがヒットしており、大きな群れが居るように感じる。14時頃には15cm級の小アジの群れも入り、3尾釣れた。
「昨日の夕方は、アジ狙いの人がたくさんいて、よくヒットしていましたよ」と、教えてくれる。
最近は魚の活性が高く、ハマチにキス、小アジと、時合になると同じタイミングで釣れだすのがもったいない。
キスはどんどん釣れ続き、ダブル、トリプルに4連までヒットして、クーラーはすぐに賑やかになってきた。
ところが、15時頃になると、潮が速くなり、一瞬でキスの群れが消えた。それから四苦八苦しながらキスの群れを探すと、何と足元の捨て石際でキスの群れを発見。
これがほとんど20cmオーバーで型もよく、釣趣も抜群。17時頃には30cmのイシモチもヒットして大漁となり、納竿した。
本日の釣果はキス15~23cmを39尾とイシモチ1尾に小アジ3尾。
播磨新島への周辺図は上図の通りです。
お出掛けの際は参考にしてみてください。