1度経験すると、その魅力にどっぷりとハマってしまう「カワハギ」釣りを楽しもうと、行った先は、徳島・阿南沖。
カワハギ釣りの名船「水天丸」
中林港から出船している水天丸は、釣り好きな横手船長が操船している船宿で、四国は元より関西からも足繁く通う人がいる人気の船宿。
今回は尺超のカワハギを見たく、好調の阿南沖へ行ってきた。
1月28日、夜明けとともに出船した水天丸は40分ほどの航程で、ポイントへと向かう。
開始直後からアタリが続出
この日、水天丸が狙ったのは、水深20~40m前後の岩礁帯や砂泥地帯の中に岩が点在するようなポイント。到着すると、さっそく釣りスタート!
当日は強風予報でどうなることかと心配していたが、その心配をよそに、ひと流し目からいきなりゴゴンとアタリがきた。
しっかり、食ってきたことを確信し、軽くフッキング。上がってきたのは、25cm級の良型だ。
このサイズに、思わず「デカイ」と声が出た筆者だった。
しかし、この日は朝イチから絶好調で、この次に上がってきたのは、30cm違い大型。
カワハギ釣り師の目標”尺超え”も登場
さらには、右舷トモに釣座を構えていた横井氏が、今までとは、違う強烈な引きで、すぐにドラグを調節。丁寧なやり取りをしながら上がってきたのは、見るからに30cmを超えた大型だった。
そのサイズは、何と31.1cm。

右舷トモで釣りをしていた、常連の横井氏
初めて見る30cmオーバーのカワハギに、思わず「こんなデカいカワハギ、いるんですね」と筆者。まるでウチワのような形だった。
この後もコンスタントにカワハギが上がり、満足の納竿。
竿頭は圧巻の32尾だった
帰港後に数えると、横井氏が32尾と、圧巻の釣果で竿頭。
船中でもほとんどの人が2ケタ超で、土産も十分。31.1cmの大型も見られてミッションコンプリートだった。
この日は、記者も釣りをさせていただいたが、引き味もさることながら、食べて絶品のカワハギ。すでに行きたくてたまらない。ハマる人が多い理由を感じることができた。
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